ランチのアッコちゃん
柚木麻子 双葉社 2013年4月
屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。
大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。
そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。
表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。
OLの美智子は、アッコ女子の弁当を作る代わりにの一週間のランチコースと取替えっこすることに・・・・・
アッコの計らい、心遣いが憎い!
消極的で、自信のなかった美智子が、自分で考えて行動し、解決策を見出していくところがいい。
30歳になっても合コンをくりかえす満島野百合は、恩師と出会うことで、自分を見つめ直す。
「使えない社員」の佐々木玲美は、センターヴィレッジを退職後、会社の業績が悪化している理由を考え、あることを始める。
それぞれに欠点はあるけれど、がんばっている姿が素敵だ。
さくさく読めて元気になる一冊
お気に入り度★★★★
柚木麻子 双葉社 2013年4月
- ランチのアッコちゃん/双葉社
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれた。
大手町までジョギングで行き、移動販売車の弁当を買ったり、美味しいカレー屋を急遽手伝うことになったり。
そのうち、なんだか元気が湧いている自分に気付いて……。
表題作ほか、前向きで軽妙洒脱、料理の描写でヨダレが出そうになる、読んでおいしい短編集。
OLの美智子は、アッコ女子の弁当を作る代わりにの一週間のランチコースと取替えっこすることに・・・・・
アッコの計らい、心遣いが憎い!
消極的で、自信のなかった美智子が、自分で考えて行動し、解決策を見出していくところがいい。
30歳になっても合コンをくりかえす満島野百合は、恩師と出会うことで、自分を見つめ直す。
「使えない社員」の佐々木玲美は、センターヴィレッジを退職後、会社の業績が悪化している理由を考え、あることを始める。
それぞれに欠点はあるけれど、がんばっている姿が素敵だ。
さくさく読めて元気になる一冊
お気に入り度★★★★