医者に殺されない47の心得    医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

近藤誠 アスコム 2012年12月


医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法/近藤 誠
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■第1章 どんなときに病院に行くべきか
■第2章 患者よ、病気と闘うな
■第3章 検診・治療の真っ赤なウソ
■第4章 100歳まで元気に生きる「食」の心得
■第5章 100歳まで元気に生きる「暮らし」の心得
■第6章 死が恐くなくなる老い方



「がん放置療法」を確立した医者である近藤誠医師の本。

今や2人に1人ががんになるという時代。私たちは、どのように病気と向き合うのか。これからをどのようにすごせば健康でいられるのか。

同業者を敵に回すような意見がずらりと書かれている。

検診を受けるリスク。薬を飲むリスク。それを知って、自分はどうするのかは私たち自身が決めることだ。

今まで、、病院側の指示に疑うこともしなかった私たちだが、今、実情を知り、考えるときにきているのかもしれない。


病気になったとき、頼るのは、やはり医者。私たちは、どのようにしてその医者を選べばいいのか、納得のいくまで、探すことが必要なのかも・・・・・・

病院側は、お金儲けのためではなく、患者の立場に立った病院であってほしいと切に思う。

作者の意見をすべて正しいと信じたわけではない。しかし、ひとつの考え方としては感心することばかり。
作者の意見を信じるかどうかは、人それぞれだと思うが、同業者の反発にあいながらも、自分の意見をはっきり示した作者の度胸はすごいと思う。


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