常識にとらわれない100の講義

森博嗣 大和書房 2012年7月



常識にとらわれない100の講義/森 博嗣
¥1,365
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理屈のない綺麗事ばかりの世の中で、大切なものを見失いたくない人へ―夢、仕事、人間関係、社会…常論ではなく正論。流されない生き方。疑わずに生きるつまらなさ。


「つぶやきのクリームに続く森博嗣氏の考えを書いた第2弾ってところかな。「つぶやきのクリームとかぶるとこともあるなあと思いながら、作者の講義を読んだ。

心に残った部分に付箋をつけてみた。たくさんあること・・・・・書き出したらきりがない。言葉を羅列することより、自分がどう感じどのように行動に移すかが大切(つぶやきのクリームを読んだ時もそう思った)なのでやめた。

素直に必要なもの、欲しいもの、納得のいくものを目指せば、新しいことになる。
形式にとらわれず本質を見極めることが大切であり、あきらめずに、行動を起こすことが重要なのだと思う。

作者は常識を疑う姿勢はあるが、非常識なことばかりをしていると誤解されている。とある。考えることと行動は別物なのだと知った。

87で図書館に使われる税金について書いてあるが、私もそう思う時がある。図書館を利用して、小説を読んでいる私にとっては痛い言葉だ。利用できるから、利用はしているが、新しく出る多くの新刊を買うのにどれだけのお金がかかっているのだろうと疑問に思っている。


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