ラブ・ケミストリー
喜多 喜久 宝島社 2011年3月
東大大学院生の藤村桂一郎は、今までに付き合った女性がいたわけではなく、恋愛に関してはとてもうぶ。その彼が一目ぼれ。彼女と付き合うようにするにはどうしたらいいのかと、周りに助言を受け、彼女に気を惹こうとしている様子が、おもしろく、ほほえましかった。
有機化学のことは、よく知らないが、わかりやすい説明に、そんな研究をしているのかと有機化学のことをちょっと知った気分。おおきな課題にはみんなで協力して作り上げていくものなのだな。
結果がすぐに出るような研究でもないだろうが、その世界に打ち込めるということ、それはそれで素晴らしいことだ。
ラスト、みんながおさまるところにおさまったという感じで、よかったのだが、カロンのすることって、なんでもあり?って気がする。ちょっとできすぎって感じた。
カロンに「彼を助けてもらえませんか」とお願いしたのは誰なのかがミステリー。さらっと読めるラブコメだ。
お気に入り度★★★
喜多 喜久 宝島社 2011年3月
- ラブ・ケミストリー/喜多 喜久
- ¥1,470
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東大大学院生の藤村桂一郎は、今までに付き合った女性がいたわけではなく、恋愛に関してはとてもうぶ。その彼が一目ぼれ。彼女と付き合うようにするにはどうしたらいいのかと、周りに助言を受け、彼女に気を惹こうとしている様子が、おもしろく、ほほえましかった。
有機化学のことは、よく知らないが、わかりやすい説明に、そんな研究をしているのかと有機化学のことをちょっと知った気分。おおきな課題にはみんなで協力して作り上げていくものなのだな。
結果がすぐに出るような研究でもないだろうが、その世界に打ち込めるということ、それはそれで素晴らしいことだ。
ラスト、みんながおさまるところにおさまったという感じで、よかったのだが、カロンのすることって、なんでもあり?って気がする。ちょっとできすぎって感じた。
カロンに「彼を助けてもらえませんか」とお願いしたのは誰なのかがミステリー。さらっと読めるラブコメだ。
お気に入り度★★★