マネーボール   映画館にて鑑賞

監督 ベネット・ミラー
出演 ブラッド・ピット ジョナ・ヒル フィリップ・シーモア・ホフマン ロビン・ライト
2011年


マネーボール(ブラッド・ピット主演) [DVD]/出演者不明
¥3,570
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選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、ある時、 イェール大経済学部卒のピーター(ジョナ・ヒル)と出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出す。
そして、周囲の反対を押し切って、後に「マネーボール理論」と呼ばれる戦略を実践していくことに…。

 

貧乏球団を優勝に導いた話。実話に基づいた話だけに説得力がある。

メジャーリーグ球団アスレチックスから、いい選手が他球団に移ってしまう。穴埋めに、選手を探すが、貧乏球団では、お金を多く使うこともできない。

お金のある球団が、いい選手を集めることによって、そのチームがいい成績を収めるのは、当たり前のことかもしれない。アスレチックスは、選手確保をどのように行ったのか。

ゼネラルマネージャーのビリー・ビーンは、イェール大経済学部卒のピーターと出会い、データ重視の彼の意見を取り入れ、一癖はあるが、いい選手を発掘しようとする。反対されながらも、球団を立て直そうとするビリー・ビーンの想いが熱い。新しいことを始めることの困難を感じた。


ビリー・ビーン自信、将来を期待され、大学も行かずに入団したのに、いい成績を残すことはできなかった経緯がある。未来は予測することができないということを身を持って感じているわけだ。


年俸の低い、埋もれていた選手であっても、その才能を理解し、伸ばしてやるということは、とてもいいこと。その選手の集まりで、連勝し、優勝までこぎつけたというのは、とてもすばらしいことだと思った。


野球のみならず、人生においても、新しいことを始めることには強い信念が必要であり、いままで失敗を繰り返してきた人生であっても、誰でも成功する可能性はあるということを感じた映画だ。


お気に入り度★★★★★

余談ですが・・・・・・・・
選手をトレード。選手は、自分の意志とは関係なく、チームを変わらなければいけないという野球の世界は、ちょっと理解しがたい。今更こんなことを言ってもしかたがないのだろうけれど。