夜は短し歩けよ乙女
＜「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づか ない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本 周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。＞
「太陽の塔」が好きになれなかったので、敬遠していたが、この作品は評判がいいので読んでみた。う～ん、私には、やはり、この独特の文体があわないようだ。奇想天外な出来事が起こって、ちょっとついていけない感じ。しかし、おもしろい恋愛小説だった。
先輩が、思いを寄せる彼女に偶然の出会いに見せかけるためにいろいろ努力するけなげな姿。それなのに、奇遇ですねえと先輩の気持ちをまったく気づかない黒髪の乙女。彼女の人がよくて、とぼけたような純粋さがかわいかった。
お気に入り度★★★
- 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)/森見 登美彦
- ￥580
- Amazon.co.jp
＜「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づか ない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本 周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。＞
「太陽の塔」が好きになれなかったので、敬遠していたが、この作品は評判がいいので読んでみた。う～ん、私には、やはり、この独特の文体があわないようだ。奇想天外な出来事が起こって、ちょっとついていけない感じ。しかし、おもしろい恋愛小説だった。
先輩が、思いを寄せる彼女に偶然の出会いに見せかけるためにいろいろ努力するけなげな姿。それなのに、奇遇ですねえと先輩の気持ちをまったく気づかない黒髪の乙女。彼女の人がよくて、とぼけたような純粋さがかわいかった。
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