新橋で蕎麦が喰える呑み屋ってのを結構、見かけた気がしてた。

確か、このあたりに・・・

ないなぁ、店が変わってるやん。

ここにも確かあったと・・・ 休みやん。



そうなると、なかなか見つけられない。

蕎麦が喰える店がない。

天狗にするか・・・と言う意見も出たが

過半数に却下を喰らう。



そうなってくると、もう蕎麦がなくったって

エエんちゃうかという気になってきて

見あげたら、玲玲があった。


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あのね、蕎麦はないし、焼肉でもないけど

餃子どう?

「餃子好き!食べたい!」

一応、麺もあるし。

「そこで!」

「それ、どこにあるの?」

ココ。

そう指を刺した先は薬局の二階。


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階段を昇りると、ニコニコとメガネをかけた

女性が笑顔で迎える。



手作りの大連餃子だ。

種類も色々あるが、まずは豚肉と白菜の焼餃子と

海老の水餃子、ホタテの蒸し餃子に豚肉と豆苗の炒めもん。

ドリンクは紹興酒ボトルだ!



え? なんでこんなちゃんと覚えてるんだって?

さっきの鉄火場では忘れたとか言ってたのに?

うーん、だってココ、美味かったんだもん。



一皿目の豚肉と白菜の焼餃子を喰った時点で

即、フカヒレの焼餃子を注文すると

お店の女性が

「ちょっと、待って。まだ早いよ」と笑う。



少々時間がかかってるのは、注文を受けてから包んでるんで

時間がかかるのでは?と思ってしまうほど、ワシらのハートを

キャッチする大連餃子。



豆苗も美味い。

焼きそば喰いたいですね。とポッチャリ喰いしんぼう君が言う。

聞いてみてくださいよ。と甘えた事をいう。

メニューにはない。



女性に聞いてみると、ニコニコしながら

「シェフにお願いしてあげるよ」と。

奥の厨房に行ってすぐに戻ってくると

「ダイジョウブだって」



当然、メニューにないから湯麺に使う麺でつくってくれはる。

これが、いけます。

メニューに出したらエエのに。



さて、そろそろ〆に行きたいのだが、モメモメのワシら。

ワシがこれが行っときたいのだがと麻辛麺を指さすと

先ほどの女性が。

「それにしな! 」といって奥の厨房に

「麻辛麺 一丁!」って。

あらら、決まっちゃったよ。



「アナタ、それにするね。間違いナイ!」と行って笑顔を

見せられると、文句なんか出るハズもない。



こりゃまた、美味い。

今度は最初の一軒目でお邪魔したいお店だったのでした。

しかし、こっちの店の事はよう覚えてるなぁ。

ま、そういう事やねん。