こんにちは、医師の江夏国宏です
この度、ARTに関する説明動画を一新し、13本にまとめました
いやー、大変だった…(笑)
その13本を文書化したものも準備する予定ですし、さらに、これから基礎編動画も一新する準備を整えていますので、そちらもご期待ください
思えば動画制作に乗り出したのが2019年12月ですから、もう2年が経とうとしています
原稿・撮影・編集・挿入用のイラスト制作など、全て僕一人でやっていて、これまでにかけた時間はおそらく1000時間近くに及ぶと思います
そんな途方もない労力を注ぎ込んでいるわけですが、そこまでして僕が実現したいゴールは明確で、
「こんなに待ったのに、説明はこれだけ!?」
という患者さんの不満を解消することです
つまり、「待ち時間の緩和」と「説明不足の解消」という2点ですね
なぜそう思ったのか、そして、どう動いてきたのか、せっかくなので文章にしてお届けしようと思います
この2年間の奮闘記、お楽しみ下さい
【英は大変な戦場だった!】
2019年4月、鹿児島県から神戸にやってきた僕は高揚していました
国内でも屈指の不妊専門クリニックである英ウィメンズクリニックで、しかも、兄も同じ職場にいるからです
早速外来や採卵の現場を見た僕は、いきなり度肝を抜かれました
かつて僕が在籍していた病院では、「採卵がある日」自体がイベントみたいなものだったのですが、英では毎日15件前後の採卵があります
必然的に外来患者さんの数も多くなります特に土日の凄まじさときたら
外来が始まったら基本的に全く切れ目がなく、常に次の患者さんが何人も待っているという状況が続きます。なので、外来対応にもスピードが要求されるわけですが、問題は「質を落とさずにトップスピードを維持する必要がある」ということです
不妊治療には変数が多数存在し、個人差も大きいため、常に色々なことを考えないといけません
「判断する」ということは、かなり疲れる行為ですが、限られた時間の中で次々と遂行しなくてはなりません
土日は外来患者さんの数が医師1人あたり大体50人前後になるので、患者さん1人あたりの時間は7~8分程度しかない計算になります
するとどうなるでしょうか...(続く)
(文責:[医師部門] 江夏 国宏)
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