今日、1月11日は、鏡開きの日です。
子供の頃は楽しみでした。お供えしてあった鏡餅をおろして、
新聞紙を開いたうえで、槌でたたいて細かに砕くのは、子供たちの
役目、母が油で揚げてまた紙の上に広げて、塩を振り、荒熱を取ってから
すぐに食べてもおいしいけれど、缶に入れてしばらく楽しんだとおもう。
時々固いところがあったりして。
最近は、七草粥も食べなくなって久しいです。台所の流しのそばで、母が
「七草なずな、唐土の鳥と日本の鳥と?、、」などとなえながら、包丁で、
すっとんとん、すっとんとんと草葉をたたいていましたっけ。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ春の七草。
女正月も消えた言葉です、1月15日か、地方によって違うとか。
今はおせちも、買う時代ですから。
私は、くわいの煮たのが好きで、何年か前までは作ったけれど、それと
田作りをカリカリに作ったのも好き、買うと、妙にねばねばしていて嫌です。
昔はなどと文句は言わずに、あるものを美味しくいただきましょう。