最近のテレビドラマを見ると、警察物と医療物がとても多い気がする。

再放送も入れると一日2.3本ある? スリルとサスペンスを求めると

そうなるのかな、 それにしても、医学番組の多いこと、今や私のような古手の医者より、映画、テレビ、劇画を見ている普通の皆さんの方が、くわしいのではないのか、 しかし問題もあると思う。患者さん(さまはやめましょう!)の中には、今のドクターは机の上のコンピューター

ばかり見ていて、こちらの顔もろくに見ないし、聴診器もめったにつかはない、訴えもろくに聞かず、何のための診察かと、何人かから聞いたので、中にはそういうこともあるのでしょう。

昔、私たちは、患者さんの入ってくるときの、歩き方、顔色、を見ることから診察は始まると教えられたものです。

今は何でもまず検査、データ、薬の進歩も著しいし病因の究明も進んで、もうついていけないから、そろそろやめようと思うのだが、昔なじみの方たちに引き留められて 続いている、相談相手のようなものかな。

1週おきに2.3時間、私のボケ防止にもなるのかも。