$ひばなのシネマの天地

ジャンル ドラマ
製作年 2008年
製作国 フランス
配給 クロックワークス、アルバトロス・フィルム
上映時間 105分
監督 エリック=エマニュエル・シュミット
出演 ミシェール・ラロック
アミール
マックス・フォン・シドー
アミラ・カサール
ミレーヌ・ドモンジョ


10歳の好奇心旺盛な少年オスカー(アミール)は、白血病を患い小児病棟に入院していた。

彼は自分の病気について口を濁す両親や医師にいら立ち、特別扱いをされることにも飽き飽きしていた。

そんなある日、オスカーは病院に宅配ピザの配達に来ていたローズ(ミシェル・ラロック)と廊下でぶつかり、彼に悪態をつく彼女をひと目で気に入る。


$ひばなのシネマの天地

『地上5センチの恋心』のエリック・=エマニュエル・シュミットが、自身のベストセラー小説を映画化した感動作。

わずか10歳で死を宣告された少年が過ごす、口は悪いが心の優しい女性と共に過ごす奇跡のような12日間をつづる。

主人公に抜てきされたのは、期待の新人アミール。

その庇護(ひご)者を『メルシィ!人生』のミシェル・ラロックが熱演する。

自らの死をしっかりと受け止めながらも、最期まで前向きに生きる少年の姿に胸が震える。


ひばなのシネマの天地

ひばなのシネマの天地

どんな話なんだろう。。。。全く予備知識もなく題名だけで”悲しいストーリー”だと思っていたのだけど~

流石!エリック・=エマニュエル・シュミット監督だなぁ~ 『地上5センチの恋心』もそうだったけど 切ない心の葛藤をそのまま描くのではなく ちょっとコミカルにそれでいて心にしみる演出。

泣けるだけの映画ってあんまり好きではないし 闘病記の様なものも好きではない。 けど・・・この作品は少年の成長の記録ともいえる作品なので ただ悲しいだけじゃないのがいいですね。


ひばなのシネマの天地

ひばなのシネマの天地

少年オスカーが綴る手紙は 毎回彼の成長日記。 もどかしかった毎日からどんどん解き放たれて 周りの人への思いやりを身につけて行く。。。

そして この作品で最高に素敵なキャラクター”プロレスラーのローズ” 彼女の心の葛藤も分かりやすく描かれていて オスカーが誰よりも信頼するのも納得できます。

愛すること、愛されることに憶病になっていたローズを愛で満たしてくれるオスカー。 ラストは何だかちょっと暖かい気持ちになる作品です。


100歳の少年と12通の手紙 [DVD]/ミシェル・ラロック,アミール,マックス・フォン・シドー

¥3,990
Amazon.co.jp