ジャンル : ドラマ
製作年 : 2010年
製作国 : アメリカ
配給 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
上映時間 : 105分
監督 : トム・ヴォーン
脚本 : ロバート・ネルソン・ジェイコブス
出演 : ハリソン・フォード 、ブレンダン・フレイザー
ケリー・ラッセル
メレディス・ドローガー
ディエゴ・ヴェラスケス
サム・M・ホール
ジョン・クラウリーはオレゴン州ポートランドに暮らすエリート・ビジネスマン。
しかし、3人の子どものうち2人がポンペ病と言う難病に冒されていた。
ポンペ病患者の平均寿命は9年…。
長女のメーガンが8歳を迎えた頃、ジョンはネブラスカ大学にロバート・ストーンヒル博士を訪ねた。
彼はポンペ病研究の第一人者で、治療に有効な薬の開発を研究していたのだ。
ジョンは子どもたちのために、博士と共同で製薬会社を立ち上げるのだった。
4万人に1人が発症するという極めてまれな病気、ポンペ病。
本作は、そんな難病にかかった子どもたちを救うために奮闘する父親と、彼に協力する型破りな研究者の姿を描いている。
ジョン・クラウリーは実在の人物で、この物語は実話をもとにしたもの。
彼の子どもたちは2009年の時点で、12歳、11歳で存命中だという。
辛い病気に負けずに必死に生きようとする子どもたちを演じた子役たちの演技も素晴らしい。
実話が元だし難病を題材にしてるので 重い感じになりそうなんだけど さらっと見れてしまう作品です。
何故かというと。。。難病を抱えた子供たちが物凄く明るいから。
彼らの日常もいたって普通と同じ生活をしてるし 周りで支える人たちもとっても温かいです。
この作品は難病の子供たちとその家族を主役に据えたのではなく 新薬の開発途上での様々な苦難を描いているので お涙ちょうだいの作品になっていないところがいいですね。
同じように難病を治すために両親が奮闘した『ロレンツォのオイル』とは全く描き方が異なっています。
科学者が新薬を作る段階で 客観性を重視するという意見と病気を抱える当事者たちとのギャップが上手く描かれています。
それにしても 凄い親が沢山いるんだなぁ。。。。本当にこういう作品を見るといつも感心してしまいます。
子供への愛情があふれた作品ですね。
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