ジャンル : 任侠/時代劇
製作年 : 2010年
製作国 : 日本
配給 : 東映
上映時間 : 137分
監督 : 佐藤純彌
原作 : 吉村昭
出演 : 大沢たかお 、長谷川京子
柄本明 、 生瀬勝久
加藤清史郎 、西村雅彦 、
伊武雅刀 、北大路欣也
安政7年(1860年)、尊王攘夷を唱えた水戸藩藩主・徳川斉昭は、開国派の幕府大老・井伊直弼より永蟄居を命じられていた。
事態を憂慮した水戸藩士有志は、脱藩して井伊直弼を討つ盟約を結ぶ。そして安政7年3月3日、関鉄之介ら水戸脱藩士17名と、薩摩藩士1名が実行部隊となり、桜田門前にて井伊直弼を襲撃、首を討ち取った。
その後、薩摩藩が京都にて挙兵し、朝廷を幕府軍から守る手はずになっていたため、関らは京都へ向かうが…。
日本史で幕末のことを習う際には、必ず通る事件「桜田門外の変」。
しかし、この事件の詳細を正確に知っている現代人は少ないのではないだろうか。
本作は、そんな知られざる「桜田門外の変」の詳細を、襲撃部隊の現場を指揮した関鉄之介の視点から描いている。
吉村昭の同名原作を映画化した本作、監督は『男たちの大和/YAMATO』の佐藤純彌が務めている。
邦画はいつもDVDが基本なんだけど 桜田門外ノ変が起きたころの幕末から維新の頃の激動の時代が日本史では好きなので 今日急にぽっかり空いた時間にみてきました。
千葉県にある”ローザ10”っていう初めての映画館で観たんだけど 年配の方でほぼ満席でした。 やっぱり人気あるね~(笑)
キャストも豪華だし有名な歴史の一部なので 興味を持つ方も多いんですね。
教科書でしか知らなかったこの事変。 TVドラマの”篤姫”や”大奥”でも時代の流れの中で描かれてきたので そのイメージが焼きついています。
本作では事変が起きてからのその後も関鉄之介を通して描いてるんだけど。。。。
桜田門での事変を中心に 記憶だったり歴史上の出来事だったりが 数年単位で前後するので タダでも複雑な人間模様と政治の二転三転が もっと分かりにくく感じました。
時間を追ってそのまま描いて欲しかったなぁ。。。。その方が 水戸の脱藩者たちの想いが伝わってきたかも。。。。
歴史的出来事をドキュメントとして描きたかったのか 関鉄之介ら襲撃部隊を描きたかったのか。。。そこがはっきりしてなくてイライラしてしまった。
彼らの払った犠牲は必要だったのか?? 女、子供までも踏み台にして その”大議”は・・・・???男社会を女性目線で見ると そんな感想が湧いてきました。
確かに ”桜田門外ノ変”で大きく日本が動いた。
それは確かな事なんですけどね。