$ひばなのシネマの天地

ジャンル : ドラマ
製作年 : 2010年
製作国 : 日本
配給 : ショウゲート
監督・脚本 : 行定勲
原作 : 吉田修一
出演 : 藤原竜也
香里奈
貫地谷しほり
林遣都
小出恵介


「上辺だけの付き合い、それくらいが丁度いい」都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。

映画会社勤務の直輝、イラストレーターの未来、フリーターの琴美、大学生の良介。

それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。

そこに男娼のサトルが加わり、同じ町では連続暴行事件が起こり始める。

そして彼らの日常に、小さな波紋が拡がり始める…。


ひばなのシネマの天地

ひばなのシネマの天地

第15回山本周五郎賞を受賞したマンションの共同生活をする若者たちの日々を描いた、吉田修一の同名作を映画化。(作品資料より)

おっ!これは。。。。邦画もやればできるじゃん!! 面白い映画作りましたねぇ~

行定勲監督の作品って。。。。『今度は愛妻家』しか見てない(笑)すみません。。。。この作品を見てて『スワロウテイル』思いだしたんですが。。。。助監督されてたんですね。

そして原作者は今話題の『悪人』の原作者でもある吉田修一さん。 

原作は読んでいないんですが。。。。上手く行間を埋めてある演出なんだろうなぁ。。。。と本のイメージを想像できました。


ひばなのシネマの天地

ひばなのシネマの天地

ごくごく普通の若者たち。 多分実際にいるであろう彼ら。。。その誰かに見ている観客は感情移入して行ける。

若くはない私は この若者たちを客観視していた。

彼らの会話はありきたりで今の時代そのまま だけどこんなに日常を切り取った雰囲気の映画って中々なかった。

このままなら普通・・・・だけど ”サトル”が現れてから 4人の本当の姿が見えてくる。


$ひばなのシネマの天地

"俺の知ってるサトルと お前の知ってるサトルは 同じじゃない。 だからみんなが知ってるサトルは 存在しないんだよ!"

この台詞衝撃的でした。 信じているものが一瞬にして消えていく。。。恐ろしい~

ラストへの展開は 人とのつながりや暖かい人間らしさみたいなものまでも凍らせていくようで 空恐ろしい。。。。

へたなホラーより怖いかもしれない作品でした。


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