$ひばなのシネマの天地

ジャンル : ドラマ
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
配給 : 東映
監督 : 行定勲
原作 : 中谷まゆみ
出演 : 豊川悦司
薬師丸ひろ子
水川あさみ
濱田岳
城田優


かつては売れっ子カメラマンだった北見俊介。

しかし、今ではなぜか1枚の写真も撮る事ができず、ぐうたらな毎日を送っている。

妻のさくらはそんな俊介に文句を言いつつも世話を焼くのだった。

しかしある日、女優志望の蘭子を家に連れ込んでいる俊介をさくらが目撃。

彼女は愛想を尽かし、旅行へと出てしまう。

その後しばらくは独身気分を満喫していた俊介だったが、なかなか家に帰ってこないさくらに苛立ちを覚え始め…。


ひばなのシネマの天地

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2002年初演の同名舞台を行定勲監督が良質で大人の楽しめる映画へと見事に転換させた作品。

ぐうたらで愛情表現の下手な夫と、明るく世話焼きな妻。

そんな2人が結婚10年目にして迎えたある局面を、時にコミカルに時に切なく描き出した、ファンタジックなラブストーリー。


ひばなのシネマの天地

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もっともっと暗くて 説教じみた感じなのかと思ったら。。。。こんなにファンタジーな作品だったとは 想像していなかったので ある意味意表をつかれた感じです。

女性側から見るより 男性の立場で見ると物凄く切なくなってしまいますね~(泣)

ストーリーの展開も 想像していなかったので見ているうちに なんか変だぞ???って思うところがしばしば・・・・


ひばなのシネマの天地

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登場人物は物凄く限られていて 物語の状況を想像するには足りないくらいなんだけど その分俊介とさくらの様々な出来事がクローズアップされて 話の軸がぶれなくて見やすいです。

ぐうたらなようだけど ファインダーを通して世の中を見てきた俊介はしっかりと周りを見ていたんだなぁ。。。と思ったり その割にさくらの事 安心しすぎてたのかな?とか 考えてしまったり。。。。

思ってる事って ちゃんと言葉にして伝えないと届かない事ってよくあるんですよね。

そして 思った事はその時に伝えないと。。。。時期を外すと伝えられなくなることだってある。

夫婦だから もっともっと伝えなくちゃいけないのかもしれないですね。 そんな風に感じた作品でした。

俊介を演じる豊川悦司さんの演技 流石に光ってました。


今度は愛妻家【通常版】[DVD]/豊川悦司,薬師丸ひろ子,水川あさみ

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