ひばなのシネマの天地

ジャンル : ドラマ
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
配給 : ショウゲート
上映時間 : 113分
監督・脚本 : ウェイン・クラマー
出演 : ハリソン・フォード レイ・リオッタ
アシュレイ・ジャッド ジム・スタージェス
クリフ・カーティス アリシー・ブラガ


ロサンゼルス、移民・関税執行局(I.C.E.)のベテラン捜査官マックス・ブローガンは、不法滞在の移民たちを取り締まりながらも、彼らの境遇に同情していた。

メキシコから不法入国してきた若い母親のミレヤは、息子をアメリカに残したまま、メキシコに強制送還されてしまう。

女優を目指しオーストラリアから観光ビザで入国クしたクレアは、グリーンカードを手に入れるため、偶然出会った移民判定官の男に身を任せる…。


ひばなのシネマの天地

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この映画は、メキシコ、オーストラリア、韓国、バングラデシュと様々な国からアメリカを目指してやってきた人間たちの、それぞれの事情と厳しい現実“国家の正義”と“個人の幸福”の狭間を描き出している。

日本人にはちょっと馴染まない題材なんですが アメリカの歴史そのものである移民を考える作品ですね。


ひばなのシネマの天地

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『扉をたたく人』も確かかの題材でしたね~ 偶然一緒に住む事になった不法滞在者との心の交流だったのだけど。。。。

この作品はもっとその実態を掘り下げて考えたものですね。

アメリカの抱える様々な問題と国家の保全・法の秩序等など。。。。難しい問題を含んだ作品です。


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群像劇のようになっているんですが それぞれのストーリーにつながりが無いので・・・ハリソン・フォードが演じる移民・関税執行捜査官が もっと絡むとよかったなぁと思ってしまいました。

題名も原題のまま”crossing over”の方が内容にあってるのかな??


ひばなのシネマの天地

ひばなのシネマの天地

問題提起は沢山詰め込まれているんですが 解決策が見えてこない。。。。

何となく空しい気分になってしまう作品でした。


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