ジャンル : ドラマ
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ
上映時間 : 103分
監督 : ジョン・マッデン
出演 : グウィネス・パルトロウ アンソニー・ホプキンス
ジェイク・ギレンホール ホープ・デイヴィス
天才数学者の父が死に、彼を5年間看病し続けたキャサリンは、生きる気力を失っていた。
葬儀のためにニューヨークから姉のクレアがやってくるが、折り合いの悪い関係に、キャサリンは苛立つばかり。
そんなキャサリンを優しく包み込んだのは、父の教え子で、キャサリンに思いを寄せているハルだった。
ふたりが恋に落ちた日の翌朝、キャサリンは、ハルにデスクの鍵を差し出す。
そこから出てきたのは、世紀の発見となる数式の証明だった…。
ジェイク祭りもラストです。 第6弾はニューヨーク、ロンドン、日本で舞台上演された「プルーフ/証明」の映画化です。
舞台が元なので 登場人物も少なく台詞も舞台っぽい感じがありますね。。。
この作品でもジェイクは 主人公のキャサリンとその父を結ぶ存在です。
数学者として高い知能を持ちながら、精神を病んだ父のために大学を去ったキャサリンの 現実と過去の記憶が交差して 映像で彼女の混乱した様子がうかがえます。
父の残したノートをめぐり 彼女の費やした時間が少しずつひも解かれていきます。
。。。それは 彼女の閉ざした心でもあり。。。
数学がテーマの中に織り込まれ 台詞にも数学用語が出てるんですが。。。
学問でも人生でも たった一つの答えを得るために沢山の式と過程が必要で そんな複雑な感情を主演のグウィネス・パルトロウが熱演しています。
彼女の感情の起伏が 激しすぎてちょっと引いてしまいました~(汗)
キャサリンを支える 姉とハルの存在が 数学の無機質な世界にはない血の通ったぬくもりを感じました。
人生に仮説も正解もない。。。。愛や信頼の証明は間違いを繰り返しながら導き出すものだから。。。
物凄く難しいようで とってもシンプルなテーマ。
キャサリンの未来が父親とは違ったものになるような予感のするラストで ちょっと安心しました。
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