ジャンル:サスペンス/ミステリー
製作年:2007年
製作国:アメリカ
時間:110分
監督:ランドール・ミラー
出演者:アラン・リックマン
メアリー・スティーンバージェン
ビル・プルマン
『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生役でおなじみのアラン・リックマンがノーベル賞受賞の栄誉に輝くも人徳のない教授(プロフェッサー)を演じる。
競演には、『あなたが寝ている間に…』でサンドラ・ブロックと恋に落ちる青年役を好演、『インデペンデンス・デイ』の大統領役も印象的なビル・プルマン。
『ツインズ』でブレイク、製作業もこなすダニー・デヴィート。
TVシリーズ「トゥルー・コーリング」ヒロインのエリザ・ドゥシュク。
ほかメアリー・スティーンバージェン、ショーン・ハトシーなど、豪華キャストが集結!
ケミカルブラザーズ、グルーヴ・アルマダ、ザ・クリスタル・メソッドなどの楽曲を効果的に使用、スピーディーな展開の中にある意図的な電子音の強弱が観る者を挑発する。
最後まで目が離せない、謎解きサスペンスの傑作。
全てのシーンに裏がある!最後に200万ドルを手にするのは、誰だ!?
イーライ(アラン・リックマン)は化学の大学教授。優秀な功績とは裏腹に、犯罪精神科医の妻サラ(メアリー・スティーンバージェン)に隠れて教え子と関係を持つ不徳者だ。
一人息子のバークレー(ブライアン・グリーンバーグ)は父親同様学者を目指すべく、人類学博士号取得の論文就筆に悪戦苦闘している。
そんな時届いたビッグニュース!イーライのノーベル化学賞受賞の知らせだ。
しかし、ストックホルムで開かれる受賞式に家族3人で出向くその日、息子のバークレーが何者かに誘拐された。
要求は、ノーベル賞の賞金200万ドル。夫婦の元に切断されたバークレーの親指が届いたことで状況は一気に深刻化、警察も始動する。
刑事のマックス(ビル・プルマン)、隣人のジョージ(ダニー・デヴィート)、バークレー誘拐の直前に一夜を共にした自称詩人の美女、シティ(エリザ・ドゥシュク)…
一癖も二癖もある人物たちそれぞれの思惑が複雑に絡み合い、事態は思わぬ方向に転がっていくのだった…。
この作品が劇場未公開だったなんて!!!!!
こんなに面白くて 豪華な出演者で。。。。。何故話題にならなかったのかしら~ 不思議でたまらない!!
プロフェッサー・イーライのとんでもなく嫌な奴ぶりは ハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生を上回る嫌味ぶり~(笑)
張り巡らされた伏線、二転三転するストーリー、最後の大どんでん返し…表面上は明るく仲の良い理想の家庭。
その裏に隠された人間関係のねじれが、様々な登場人物の負の感情を引き起こし、連鎖していく。
物凄く速い展開で どんどんストーリーが進んでいくのに。。。
この事件の元凶イーライは どの展開にも交われなくて。。。そこがすごく面白い!
結局 この人が一番いい人なんでは?? という疑問さえ持ってしまうような どうなっちゃうのか全く読めないところが また楽しい~
ダニー・デヴィートも登場シーンは 僅かなのに印象に残る存在感を きっちり出しています。
監督のランドール・ミラーは 「ビューティフル・メモリー」なども手がけていて 脚本も彼の手がけたものです。
前作とは全く違う内容の作品で こんなにハードな作品も作っちゃうんだなぁ~と感心してしまいます。
何気なく手にとって なんだか得をし気分の作品です。
お勧めですよ~!