ジャンル:アクション
制昨年 2008年
製作国 イギリス/アメリカ
上映時間 107分
監督・脚本 マーティン・マクドナー
製作総指揮 テッサ・ロス
ジェフ・アッバリー
ジュリア・ブラックマン
出演:コリン・ファレル
ブレンダン・グリーソン
レイフ・ファインズ
クレマンス・ポエジー
ジェレミー・レニエ
エリザベス・バーリントン
コリン・ファレル主演によるクライムアクションコメディ。
ボスの命令によりベルギーのブルージュにやって来た殺し屋のレイとケン。
街を気に入ったケンは観光を楽しむが、あまりの田舎ぶりにレイはうんざり。
そんな中、ボスからの指令が下される。
原題は「In Bruges 」これが何故 レクイエムとなったのかは ストーリーの流れでだんだん分かってきます。
この作品のみどころは とにかく風景が素敵な事。 ここベルギーのブルージェが舞台になったのは ケンとレイのボスの趣味。。。。ただそれだけ。(笑)
殺し屋の2人が ブルージェの観光を堪能するって・・・・どんなストーリー??!!
そのうえ レイはことごとく このブルージェが大嫌いで 文句ばかり。。。
アクション作品のはずなのに この街のイメージビデオのように 観光名所の説明が延々と続き どうなってくんだ??
そんな心配もしてしまうくらい のんびりまったり 2人の会話が続きます。
おまけに 街でかわいい女の子と出会い ロマンスまで~(笑)
だけど ストーリーはなんとなくコメディっぽくなく シリアスな感じなんです。
コリンが演じるレイは いつも眉をへの字型にして すがるような目つきだし。。。
彼の身に何があったのか。。。。なぜ ここでボスの指示を待つのか。。。
レイ本人も全く分からず 時間だけが過ぎていきます。
やっと ケンあてにボスからの指示があって ストーリーは急展開します。
この当たりからの展開は とっても楽しいです。
ケンとレイが出会ってきた 街の人々が少しずつ繋がっていって。。。。。
ヒットマンとしての自信をうしなった レイの周りで思いがけない流れになって行きます。
このままアクションらしいシーンもなく 終わってしまうんじゃないかと思ったら・・・・・
ラストは様々な展開が用意されていて ちょっと意外な終わりでした。
レイのヒットマンとしての苦悩と ボスの信条・・・・なんか 不思議な作品でした。