ジャンル : ドラマ
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : ショウゲート
上映時間 : 106分
監督 クレイグ・ギレスピー
出演 ライアン・ゴズリング
エミリー・モーティマー
ポール・シュナイダー
ケリ・ガーナー
パトリシア・クラークソ
アメリカ中西部の小さな町に暮らすラースは、優しくて純粋な青年で町の人気者だが、ずっと彼女がいないために兄のガス、義姉カリンらは心配していた。
そんなある日、ラースが「彼女を紹介する」と兄夫婦のもとにやってくる。
しかしラースが連れてきたのは、ビアンカと名づけられた等身大のリアルドールだった。
兄夫婦を始め、街の人たちは驚きながらも、ラースを傷つけないようにビアンカを受け入れようとするが…。
『きみに読む物語』『16歳の合衆国』の若き演技派ライアン・ゴズリングが主演を務めた本作は、内気な青年とその周りの人々を温かく描くハートフルドラマ。アカデミー脚本賞にノミネートされた。
監督はこれが2作目となるCM作家出身のクレイグ・ギレスビー。“リアルドール”に恋をするという型破り(ある意味スキャンダラス?)な設定のため、製作まで4年の年月を要したという。
カナダ・トロントの美しい雪景色の中、現代社会で希薄になった人間関係がひとりの純朴な青年によって再生していくさまを、温かい視線で描いている。
ライアン・ゴズリングの卓越した演技力に注目したい一作だ。
今話題の『空気人形』??? そんな感覚だったので レンタルショップの棚で見かけてもなんとなくスルー。。。。いろんな方から 何度となく勧められたので 思い切って鑑賞してみました。
画像を見る限りでは どう観てもコメディ???という疑念があったんですが。。。。
主人公ラースのあまりにも純粋な人柄に 魅了されてしまいました。。。。
そして ラースを愛する人々の 暖かくて優しい心尽くしがたまらなくなる作品ですね。
リアル・ドールを通して通い合う ラースと家族や町の人々。。。
主治医の判断で リアルドールはリアルな存在へと変わってゆく。
リアルドールのビアンカとの日々。。。彼女との会話から ラースの成長が伺えます。
春の訪れとともに ラースに起きた変化とは。。。。
最後の最後まで やさしくて暖かいストーリーです。
人々の優しさに触れたくなる作品でした。