ひばなの シネマの天地

           ジャンル : ドラマ

           製作年 : 2005年

           製作国 : アメリカ

           配給 :   ムービーアイ エンタテインメント

           上映時間 : 112分


           監督・脚本 : ポール・ハギス

           出演 :     サンドラ・ブロック

                    ドン・チードル

                    マット・ディロン

                    ジェニファー・エスポジト

                    ウィリアム・フィットナー



ロサンゼルス。ハイウェイで一件の自動車事故が起きた。


日常的に起きる事故。


しかしその“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発が待っていた。


ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、アフリカ系黒人の若い2人は白人夫婦の車を強奪。


人種差別主義者の白人警官は、裕福な黒人夫婦の車を止めていた。


階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、悲しみと憎しみが生まれる。


その先に、あたたかい涙はあるのだろうか。



        ひばなの シネマの天地

ストーリーの中で それぞれの人々が 少しづつかかわりを持って描かれ 繋がっていく中で 人と人が ぶつかり合い憎しみと 悲しみが生まれる・・・


何もかもが 憎しみに満ちていて・・  見ていて辛くなります。


先日見た「ファニーゲームUSA」の時に抱いた 嫌悪感とはまた違う 怒りとイライラ感です。



        ひばなの シネマの天地


05年の作品です・・ まだ4年前 何十年も前のアメリカではなく 


ごく最近なのにまだまだ こんな差別が・・・・


これは ほんの一部分。



        ひばなの シネマの天地

        ひばなの シネマの天地

自分の虚栄心だけで 生きる人 何かに脅え 他人を傷つける人 ・・・


一人の人間の中に 壊れた心が隠れている。



        ひばなの シネマの天地

        ひばなの シネマの天地

無垢な心に触れた時 我を忘れた人は


自分の 壊れた心にやっと 気づく・・・・


少し落ち着いて 少し離れて 自分と周りを見れば 


きっと 気づく事なのに。



        ひばなの シネマの天地

ラストシーンは 色んな人の嫌な1日が 終わっていくようで・・・


きっと この後 彼らの中に温かい繋がりが 出来ていくんだろうと想像させてくれます。 


そして その逆もまた・・・・


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