五感が喜んだ『八女茶 新茶まつり』 |   八女でゆったり 一日一生

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          子どもが好きだから小学校教員になりました
                   未知の世界を見たくて海外に飛び出しました
                    現在はお茶どころ福岡県八女市に住んで世界とつながっています

最新の医学情報で、

つれあいの病気には緑茶が効く

という研究結果が出たそうです。

 

まだマウスによる実験段階ですが、

緑茶カテキンやそれに準ずる植物成分の、

今後の研究が期待されているとのこと。

 

私が煎茶、玉露日本一の

八女市を移住先に選んだのは、

大正解だったようです。

 


 

子どもの日、

『八女 新茶まつり』に行ってきました。

 

工芸館や物産館の駐車場が会場で、

お茶屋さんのブースがたくさんあり、

それぞれの新茶を試飲することができました。

 

同じ八女で育ったお茶にも個性があるので、

好みの味を見つけた時は嬉しいですね。

 

他にも八女や周辺の飲食店がたくさん出店しており、

特設ステージではイベントが行われ、

バンドの演奏やダンスが披露されていました。

 


 

私は会場内で、

しばらく手揉み茶の実演を眺めていました。

 

下からバーナーで温め

(昔は炭を使ったそうです)、

冷凍保存してあったお茶を、

優しくモミモミしていきます。

 

見ているだけだと面白そうなのですが、

職人さんたちは真剣な表情で、

汗をかきかき揉んでいました。

 

きっとお茶の葉は繊細で、

扱うのに神経を使うのでしょう。


その後、

日本茶インストラクターさんが教えてくださる

『お茶の美味しい淹れ方教室』

に参加してみました。

 

今回は煎茶の淹れ方を習いました。

 

器の説明から始まり、

お茶っぱの量の目安

(思ったよりも気前よく使うのですね)、

お湯の温度

(煎茶の渋みをほどよく生かし、

 雑味を出さないのは70度!)、

蓋の置き方

(蓋に向きがあるなんて、知りませんでした)、

注ぎ方……

教わりながら淹れたお茶は、

とろりと甘くまろやかで、

口の中から幸せ感が広がるようでした。

 

習ったのとは違う淹れ方をしたお茶と

飲み比べてみると雲泥の差でした。

 

お茶はやっぱり繊細です! 

 


 

企画の中に『八女茶娘クイーンコンテスト』があり、

会場の各ブースでは、

絣の着物を着た美人さんたちが

声をかけてくださいました。

 

こういうコンテストには賛否両論があるようですが、

地域の伝統に興味をもってもらう

きっかけになるのはいいなと思います。

 

それに、

絣の着物に真っ赤な前掛けをかけた若い女性たちは、

とても可愛くて目の保養になりました。

 


 

きれいに晴れた青空の下、

五感を大いに楽しませてくれた

『八女茶 新茶まつり』でした。