どうも、はむばねです。
タイトルの通りですね。
まだまだ先だなー忘れないようにしないと、とか思ってた気がするのに……。
時の流れさんマジパねぇっす。
ま、それはともかく。
M-1を観るに当たって精神を高めるため、過去のM-1を観返しています。
まぁ、別にM-1前じゃなくても普段からそれなりに観返しているのですけども。
というわけで、せっかくなので(?)過去のM-1についての雑感を書いていくぜ!
たぶん結構何回も書いてることも多いと思いますが、気にせず書いていく方向で。
なお、カッコ内は優勝コンビです。
・2001(中川家)
正直言うと、この時点ではあんまり面白くない。
やりたかったことはわからんでもないけど、あのクッソ硬い雰囲気も嫌い。
何より、全体的にものっそい旧態然としている。
中川家があのネタで優勝したことに何よりそれを感じる。
とはいえ当時の若手(麒麟、フット、チュート)辺りは流石に新しい風を呼び込んでる感じ。
ちなみにリアルタイムで観てたわけではないので、麒麟登場時の衝撃というのはあんまりピンときてません。
あと、おぎやはぎが最下位ってことはなくない?
・2002(ますだおかだ)
前年に比べて、グッと良くなってくる。
2回連続出場組も、全体に質が上がってた。
優勝はフットで良かったと思うけど、翌年のネタも面白かったしまぁ……という感じ。
笑い飯が出てきたこともあり、新時代が始まってきてる感がある。
ただ、正直下位の残念っぷりはやや苦笑が漏れるレベル。
アメザリは、言うほど最下位か? という気もしなくはないですが。
・2003(フットボールアワー)
何度も何度も何度も書いてますが、個人的に瞬間最大風速でいえばこの年が一番だと思っている。
というか、この年の笑い飯が神がかってた。
奈良歴史民俗博物館は言わずもがな、最終決戦の避難訓練(脱脂綿やー!)もなぜか戦犯扱いされてるきらいがあるけど私的には笑い飯の中で2番目に好き。
つまり笑い飯はこの年が一番面白かったと思っている。
とはいえ絶対笑い飯優勝やろ! というわけでもなく、最終決戦はどこが優勝でも納得出来た。
個人的には、アンタッチャブルが一番面白かったし優勝した年よりこの年の方が面白かったと思うけども。
4位の2丁拳銃も、この年以外なら最終決戦いけてたレベルだと思う。
まあ5位以下は……そう、まあ……そうねぇ(北上様並感)。
ただ、麒麟はこの年のネタ(機械の声)も面白かったし、最終決戦に行く程ではないけど8位(千鳥が自爆ったので実質的な最下位だと思う)ってこたぁないと思うんだが……。
・2004(アンタッチャブル)
南海キャンディーズショック。
個人的に、麒麟枠で一番衝撃的だったのは間違いなく南キャン。
2本目のネタさえまともなの用意出来てれば、優勝まであったかもしれない…………と思ったけど、チャブ相手だとそれでも厳しいか。
優勝するならこの年しかチャンスなかったと思ってたけど、そう考えると最初から優勝出来る運命にはなかったのかもしれぬ。
それほど、この年はアンタッチャブルが圧勝でしたね。
4回目にして初めて、優勝者に素直に納得出来た。
ただ、この年の千鳥(中世のヨーロッパ)が最下位ってことはなくない?(2003の最下位は順当)
・2005(ブラックマヨネーズ)
この年もブラマヨの圧勝でしたね。
こないだも書いたけど、優勝ネタという一点に限定すればM-1史上最高に面白かったかもしれない。
初の、初出場初優勝というのもあったかもしれませんが。
あと、地味にこの年の麒麟のネタ(野球選手)もM-1史上屈指の名作だと思います。
大竹さんも品川も言ってた通り、こんなオチ見たことなかったしバチッと決まってた。
ほとんどのコンビがオチはおざなりというか終わるための儀式みたいな部分があるところ、オチで最大限に爆発させる構成は見事。
最終決戦のネタ(ファッションショー)の、「麒麟です」を引っ張る掴みも出場回数が多いからこその強みを活かしててよかったと思う(ネタ全体はともかく)。
チュートリアル(5位)の近代バーベキューの父トーマス・マッコイもクソ面白かったし、品川庄司(4位)も勢いと練度があってよかった。
最下位の南海キャンディーズも改めて観たら結構面白かったし、この年は全体的に底が高かった気がしますね。
・2006(チュートリアル)
この年もチュートリアルの圧勝。
フットボールアワーはあれ、手加減してたの? ていうか、後藤の練度が明らかに足りてなかったですよね(特に最終決戦のネタ)。
麒麟はこの頃になると、なんかもう安定しすぎて逆に優勝厳しくなってきたかな感がある。
毎回毛色の違うネタ持ってくるのは凄いし、毎度面白いんだけども……。
この年に関しては、順位もまぁ順当。
流石に変ホよりポイズンの方が僅かばかり上なんじゃないかという気もしなくはないけど、誤差かな。
とはいえ正直、この辺りからだいぶ大会自体の勢いが落ちていった感がある。
・2007(サンドウィッチマン)
やはりこの年もサンドウィッチマンの圧勝。
なんか、この頃から初出場の優位性が高くなってきた感がありますね。
飛び道具的コンビが多くなってきたのか、多出場コンビに力がなくなってきたのか……。
あんまこの年の印象ねーなーと思ってたけど、改めて観返すとその小粒感に納得。
キングコングがキングコングのまま最終決戦に上がってる時点でもうね……って感じ。
施工主の馬鹿! は面白かったけど、そのトータルテンボスですら他の年だったら最終決戦危うくね? というレベルだった気がしなくもない。
個人的には、第1回に次ぐブービー回かなー。
・2008(NON STYLE)
個人的には南キャン程ではなかったですが、オードリーが出てきた時の衝撃も凄かったですね。
まぁでも、NON STYLEで妥当かな。
つーか、改めて見ると初出場多いなこの年……。
9組中6組が初出場で、更に最終決戦全組初出場とかこの年だけ。
まぁでもかといって、目新しさがあったかというとオードリー以外は……という感じでしたが。
ザ・パンチが事故ってたのはワロタけど、まぁ正直最初から事故枠だとわかってましたよね。
ザ・パンチ好きだけど。
一応、本来はもうちょっとは面白いんですよ……。
前年よりは底上げされた感があるけど、しかしやはり全体的に小粒な感は否めない。
歴代優勝者を思い浮かべる時になぜかNON STYLEだけいっつも忘れるけど、そのせいもあるのかもしれない。
・2009(パンクブーブー)
ここもパンクブーブーの圧勝かなー。
やっぱ目新しさもあるというか、笑い飯とNON STYLEに目新しさが無さすぎたというか。
2008から一転、今度は初出場パンクブーブーとハライチだけなんですね。
まぁ他のコンビについても、まぁうん……って感じのメンツではありますけれど。
ただ、この年の南海キャンディーズ(ストーカー)は面白かったと思うんですけどねー。
8位ってことはないと思うし、少なくともハライチ(5位)より面白かったと思う。
全体的に悪くはないけど、「まぁ悪くはない」って感じ。
やっぱ、当時の自分の感想見ても微妙な反応になってる。
終わり時ではあったんでしょうね。
・2010(笑い飯)
で、旧M-1最終となるこの年。
正直、脚本通り感が凄かったですね。
笑い飯優勝といい、紳助100点といい。
これも何回も書いてるけど、個人的には鳥人の評価は笑い飯のネタの中でも中位くらい。
まぁ別に笑い飯優勝でも納得出来る範囲ではあるけども。
どっちかっていうと、対抗が微妙だったから感が強い。
パンクブーブーは最終決戦のネタそれ接待用ですか? って感じだったし(彼らなりの理由があってのあのネタ選択だったらしいけども)。
スリムクラブは面白かったし、もうスリムクラブ優勝でも良かったんじゃない? という気もするけども、笑い飯に圧勝していたかというと……うーん、という感じ。
目新しさ補正込みでいうと、個人的にはスリムクラブの勝ちなんですけどね。
ま、こんな感じでダラダラやって晩節を汚すよりは終わって良かったんじゃないでしょうか、という感じ(もうだいぶ汚れてた気もするけど)。
・2015(優勝者と認めていないので書きません)
と見せかけて、まさかの復活。
正直全然期待してなかったけど、思ったよか全然良かったというのは散々書いた通り。
優勝者以外は。
観る前は小粒だなーと思ってたけど、蓋を開けてみると全部文句無しに面白かったですね。
優勝者以外は(面白くなかったとは言わないが文句は死ぬほどある)。
ずーっと、もう10年通してずーっと、M-1の審査には毎年首をかしげる部分が多かったのですが、この年でそれも解消した感じです。
優勝者以外は。
番組の雰囲気も凄く良くなったし、ネタだけじゃなく番組全体に満足。
優勝者以外は。
という感じでね。
いよいよ明日!
気合い! 入れて! いきます!