どうも、はむばねです。
また、微妙に寒い日が続きますね。
とはいえ、流石に冬も最後の力を振り絞っている感じでしょうか。
いずれにせよ気温の上下が激しくなっておりますので、皆様お風邪など召されないようお気をつけ下さい。
ちなみに私は、昨日のアルコールが残ってるのか何なのか今日はめっちゃボーッとしてます。

というわけで、感想です(雑な繋ぎ)。
今回は、微妙にネタバレあるかも。


新妹魔王の契約者I (角川スニーカー文庫)
上栖 綴人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-09-29)
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新しく出来た妹が魔王でその力を狙われていたため、かつて事件を起こして追放された元勇者な主人公が護ってあげるお話。


よし、久々にめっちゃ雑いあらすじにまとめられたぞ。
大体間違ってはないと思います。

さて、それはそうと。
オウフwwwいわゆるストレートなエロキタコレですねwww
というのが、まず思った感想です。
互いの居場所を知るために(主従間違えて)契約した結果、ヒロインは主人公に対して不敬を抱くと性的な刺激を受けるという。
まさしく、エロ描写のために生み出されたような設定である。
以前はこういう設定、よく見た気がしますよね。
あんま具体例思い浮かばないけど。
最近は(少なくともここまで露骨なのは)あんま見かけなくなった気がするんですが、みんな自主規制しているのだろうか。
というか単に、あんまぶっ飛んだ設定だとツッコミ入れられまくるようになってきたからなのかな?

閑話休題。
エロが割と全面に押し出されてる感はありますが、エロメインってほどエロばっかではありません。
むしろ、過去に傷を持ち力を失いながらも優しく強い主人公、強い力を持ちながらも命を狙われ周りを巻き込んでしまうことに葛藤するヒロイン、といった辺りはかなり王道だと言えましょう。
ストーリー的にも、大筋ではヒロインを守る主人公、という今日日珍しいくらいストレートに王道な構成ですしね。
バトルも、エロのついでといった風ではなく割合しっかりと尺が割かれてます。
まーその分意外性は少なめではあるかな、という感じではありますけれど。

しかしこれ、契約の主従ミスったのは何かの伏線かと思ったのにマジでただのミスなの……?
まぁ、メタ的に言えば先述の通りエロ描写のための設定ではあるのでしょうけれど……。
この辺りは、これ以降の巻で明らかになるのかな??
というか「新妹魔王」はともかく「契約者」の設定が今のところマジでエロにしか生かされてないしな……。

そしてamazonのレビュー見てみると「エロ描写は1巻なので控えめ」とか書いてあったんですが、これ2巻以降更に過激になるのかよ……。
なんなの?
一般でどこまで描写できるか挑戦してるの?
ToLOVEるなの?
ちなみに余談ですが、スクエニでやってた頃に「(性的な描写について)どこまで書いてもいいんですかね?」って聞いたら「本番描写がなければおk」って返ってきた思い出。

再び閑話休題。
しかし、癖があるわけでもないのに何かものっそい見覚えのある文体だな……と思ったら、『はぐれ勇者の鬼畜美学』の方でしたか。
あれも、割かし王道なストーリーでしたね。

エロは若干人を選ぶところがあるような気がしますが、むしろ王道系がお好きな方にオススメの作品かもしれませんね。