過剰な皮脂分泌の黒幕に切り込む・その1 | はみんこの傾向と対策~ニキビ痕改善レポートと妄想~

はみんこの傾向と対策~ニキビ痕改善レポートと妄想~

18歳から人生の半分以上クレーター肌をやってるおばさんの実録。いじりナシの経過写真多数です。

近頃スピロノラクトンについてのメッセージをよくいただくので、タイトルを3年ほど前に書いた「過剰な皮脂分泌の真犯人を摘発する」 のオマージュにしてみました。


突然ですが、汗っかきだった人が汗をかかない体質になったてな類の話を聞いたことはありますでしょうか。
歳食ったからっていうのはナシですよ。となると、そうそうないと思います。

同様に、小柄な体格も90%以上が遺伝的・体質的な原因によるものだそうです。
アルコールの分解能力も皮脂分泌量も然り。


そこで、理想に近づくため日夜「体質改善」に勤しむわけですが、これら現状は疾患でもないその人にとってのデフォルトまたは特徴であるがゆえ、なかなか思うようには変わりません。
まあ体にしてみりゃ「なんか夢見て頑張ってるようだけど、こっちは何も問題ないス。」てなところなんでしょう。
ゆえに私のだんごっ鼻周辺にいくら造顔マッサージや鍼を施したところで、北川景子の顔には改善されないのであります。

てな例えならば、幼稚園児でも理解できる明々白々な事実ですね。
しかし、世の中では同レベルの「これやったとこで根本の解決は難しいだろ」と思われるものが、まことしやかに体質改善などと謳われているような気がいたします。
そんな簡単にいくか?と、純真さを遥か昔どこかに置いてきたオバサンは疑うわけです。

でも、決して難癖つけているわけではございません。クレーターでクレーマーじゃまったく笑えませんからな。
くどいですが、体質改善と謳われるものの多くは、実際のところ「体質によって起きている状況への対処」じゃないすか?ということが言いたいわけです。


私で言えば、 ピュアザイムメガハイドレート による血流改善で助かっているものの、冷えやすいタチという根っこごと解消されているわけではないということですな。
でも、そういった対処の意味は大きいしやるべきだし思います。じゃあいつやるのか。今でしょう。東進ハイスクールですよ。



イヤ、長い前置きにお付き合いくだすってありがとうございました。
さっさとまとめると、
・疾患でもない体質肌質はそんな気軽に根本から変えられるもんじゃない。
・けど、それを分かった上でより良い対策を講じようじゃないか。
の二項目です。なんか、すいません。


ようやく皮脂分泌抑制の本題に辿り着きました。
さて皮脂対策としては、B2・B6摂取や、保湿で皮脂バランスを整えようってのが王道です。
保湿deバランスに関しては、20年ほど前の新人トレーニングで習ったのを思い出します。


「乾燥すると潤おうとして大量の皮脂が分泌されるから、しっかり保湿してバランスをとれば過剰皮脂は抑えられる。」と教えられ、二十歳の私は「ヒャッホウ、これで私はテカりとニキビからおさらばできる!」と小躍りしたわけですが、まあその後はご存知の通りですわ。
残念ながらこれらで改善するのは、現状本調子じゃないだけのデフォルト普通肌限定な気がするのです。

そうでなけりゃ、水分油分ともに少ない乾燥肌や、水分も油分も東MAXだった私の存在の説明がつかなくなるからであります。
男性ホルモンボンバーのモノホン皮脂分泌体質ってのは、もこみち様のオリーブオイルみたいな感じなんだぜマジで。


そう。私が、水分も油分も東MAXであることが証明されたのは8年前。
例の破天荒おばあちゃん社長 が経営するサロン用に即決即金で購入した、100万超えの測定器のおかげです。

こちらは後継機ですが、こいつ です。
http://www.moritex.co.jp/products/cosmetic/belassist.php
医療機器など多数手掛けるモリテックスさんの製品です。

早速測定してみたところ、トレーニング通りのスキンケアで水分量は申し分なしでした。
サロンのおばちゃんに「まあいいわね」と言われちまったほどです。
そんな絶好の皮脂抑制環境にもかかわらず、皮脂は大盛2人前。うるり肌のヌルリ肌。
これが、男性ホルモンに支配された肌敗者の現実なんですよ。


こういう人間が「肌勝者がちょっと不調な時の対策」にずっと囚われてしまうと袋小路から脱け出せなくなる恐れがあります。

我々の絶好調は肌勝者の絶不調を大きく下回るのですから、当然の帰結でございましょう。


認めたくはございませんが、美的やVOCEの美容法はニッチな難治性ニキビ・クレーター体質各位には別の星の出来事なのであります。
我々の皮脂を抑えるのは、角質層のうるおいではなく煌びやかな雑誌には到底出てこないスピロノラクトンやアキュテインといった猛者なのです。

とは言い条、あいつらは妊娠中はおろか計画中でも使えないナイフのような危険な奴らゆえ、泣く泣く諦めている難治性の同士からメッセージをいただいたりします。
そこで、我々へも有効でありながらもう少し許容範囲の広いリベラルな猛者はいないだろうかと考えるわけです。
てなわけで、ちょいと実験をしているところなので次回以降で考察しつつ経過報告をいたします。



お察しの通り、皮脂の様子をお伝えするのであまり美しい画ではございません。

それでもお付き合いくださる方は、こいつら↓1日各1クリックしていただきたい。

blogranking

にほんブログ村 美容ブログ 凹凸・クレーター肌へ
にほんブログ村