* 後日(3/29)加筆

一昨日、昨日と早くあがった分の因果応報、今日は午前2時半まで働くことに。
ただ今タクシー帰宅中です。

仕事を忘れるためにも、こんな時こそ空手妄想の備忘メモ。

最近、見よう見真似で自作巻き藁を突くようになり、逆突きのフォームが変わってきました。
組手でどれだけ使えるようにするかはまだまだ今後の課題として、少なくとも巻き藁(あるいはスポンジを巻いた立ち木)を突く時、一番強く突けるフォーム。それは、後ろ足は踵で地面を蹴って体全体を前に運び、インパクトの瞬間に前足の膝が巻き藁方向に対して「く」の字になり、後ろ足は膝が真っ直ぐに伸びてつっかえ棒ようになるフォームです。

このインパクトの瞬間の姿、言ってみたら「前屈立ち」なのですが、普通習う前屈立ちでは前足のスネが垂直に立つのに対し、このフォームではスネが前傾し地面と60°をなすくらいに曲げる点が異なります。

今日ふと思ったのです。「これって、松濤會の前屈立ちに近い?」

松濤会のことは本や動画でしか知らない私の考えることは所詮妄想。表面的な比較に過ぎないのかもしれないのですが、なんだか似ている気がします。仕事の合間に松濤会のサイトを見て、あの前足を大きく曲げて膝を突き出した前屈立ちをチェックしてみました。

(参考)松濤會のウェブサイト:
    http://www.shotokai.jp/japanese/keiko/fundamentals.html

不思議な気がしました。
かつて「奇妙な立ち方だな」と見ていた松濤會の前屈立ちが、今夜はとても自然な強烈な突きを生む立ち方に見えてきます。

松濤會の後屈立ち→前屈立ちの体重移動こそ、柔らかい巻き藁に最も強烈な突きを決めるための身体の使い方ではないか。自然とそう思え、今となっては、逆になぜ普通に習う前屈立ちはインパクトの時も前足のスネを垂直に立てるのだろう?と不思議になってきます。

あ、うちについてしまいました。なんだか中途半端ですが、今夜はこれにて。

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そう言えば、2年前にもこんなエントリーを書いていました。
松濤會の空手、江上茂の空手
   http://ameblo.jp/hamikara/entry-10032973823.html
相手に飛込ませる足運び
http://ameblo.jp/hamikara/entry-10033053501.html