子育てとヨガ | 糸島ヨガ凪&松浦ヨガ古縁の暮らしにヨガを

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心身共に深くリラクスして、じっくりと気持ちよく身体を柔らかくほぐしていきませんか。身体がほぐれてくると心も軽くなって
安定した心身の状態を保つことができます。凪のような穏やかな
心身を目指しています。

今日のクラスの後、お茶しながら
子育ての話に。
子育てって本当に大変!って思うのか
子育ってって本当に楽しい!って思えるのか。
私は正直、ずっと前者の方でした。
子育てって楽しい!って思える方が
もちろん、親子ともに幸福だし、理想だし
わかっているのに、
なかなかそうはいかないものです。

ヨガに出会うまでは、いつも私の思考は
「なんでうちの子は片付ができないんだろう」
「なんでうちの子は言うことを聞かないんだろう」
「なんでうちの子は宿題をさっさとしないんだろう」
・・・・・・・・・・・・
とてもとてもネガティブな思考と狭い視野で子供と
向き合っていました。
ヨガを続けていくうちに、少しずつ感情的に子供に
怒ること、一方的に怒ること、
一方的に自分の価値観を押し付けることが減っていきました。
どうしてなんでしょう?

医科学的には、ストレスで交感神経優位の状態だったのが
ヨガの深い呼吸で副交感神経がしっかりと働くようになって
リラックスできるようになり、ストレスがたまりにくく
なったこと。
また背骨がきちんと伸びて、中枢神経が
きちんと正常に働くようになってきたこと。

心理学的には、
アサナに集中して深く自分と対峙することで
今まで見えていなかった自分のことを冷静に客観的に
観ることができるようになること。

人は嬉しいこと、楽しいことはその感情も含めて
味わいつくして自然と手放していくことができます。
しかしながら、嫌な思い、悲しいこと、苦しいことは
どうでしょう?
ついつい見て見ぬふりしたり、あえて蓋をして
その感情を封じ込めてしまったり。
私達は無意識に、この嫌な感情や
悲しいこと苦しいことに蓋をしてしまって
忘れたふりをいることがあります。
あるいは、お酒などでごまかしたり・・・

この蓋をしてしまって封じ込めてしまったネガティブな
感情や思いが蓄積されていくと、
「なんか心が重い。気が重い。憂欝・・・・・」
これは子育てをしていなくても、誰にとっても
健康的な精神状況ではありませんよね。

悲しいとき、嬉しいとき、苦しいとき、満ち足りた時、
どんな状況であっても、その感情と向き合い、
一旦きちんと受け入れて、
手放していくことで自分を見失うことが少なくなります。

子育ては、自分の未熟な部分に気づかせて
くれます。もちろん自分のイケてる部分にも。
ヨガを続けていなかったら、その気づきすら
なかったかもしれません。
「なんでうちの子は・・・できないんだろう」の思考が
徐々に
「私の見方を変えれば
・・・・私の接し方を変えていけば、もっといい方向に
向かうのでは・・・」
の少しポジティブ思考に変わり、
それが、
「自分の価値観が正しいわけではない。私の認識や判断
が正しいわけではない。自分の価値観を押し付けるのでなく、
子供の意志を尊重してあげなければ」
とりあえず、子供の歩む後ろから
温かく見守るか。
やっとここにたどり着くことができました。
まだまだ子育てが楽しい!という段階には
たどり着いてないけど、
少なくとも今は、
子育てって自分を成長させてくれてる!
発展途上の自分って、可能性がまだまだあるってこと!
と思えるまでにはなったかな。