心療内科にて | 浜田真実*文筆と朗読「まほろふ舎」

浜田真実*文筆と朗読「まほろふ舎」

昭和の終り頃、シャンソン喫茶「銀巴里」にて歌手デビュー。平成の中頃に、心と身体を整えるボイトレ教室「マミィズボイススタイル」オープン。「声美人で愛される人になる」「説得力のある声をつくる」等出版。この頃は「しげのぶ真帆」名義で、文章を書き朗読もしています。

心療内科でのボイスワークは、まず自分の身体を感じることから始まる。
手で触れて、心地良くマッサージ。
そして、軽いストレッチで身体を解放した後に、呼吸が深まることを意識しながら背中を使った腹式呼吸のレッスン。

普段、ストレスで緊張している人が多いので、呼吸が深まったこのあたりでぐっと眠気が増す人が多いらしい。

脳が、ほっとして開放的になったところで、リズミカルな音楽を流して軽くダンスをしながら手拍子でリズムを刻み、声を出す。
ここで、一気に活性化する。

その後は、怒涛のごとく、身体を動かし、声を出す、出す!!
すると、モヤモヤが発散されて、ほっとして、ゆるんで再び眠くなる。
そんな時は、さっさと帰宅して寝るに限るね。

たったこれだけのことだけど、ストレスを抱えている人は、身体の動きが制限されている場合が多いので、声を出しながら、動きを与えてあげることが大事。

逆に、何にも悩みがなくても、動かず声も出さずにいると、あれこれと脳が暴走しはじめて悩まなくていいことまで悩み始めることになる。

私は、内側と外側からのアプローチのバランスが取れた時に、強力な浄化(解放)がおこるのではないかと、考えている。

心理カウンセリングも大事だけれど、やっぱり身体も動かさなくちゃ。

リードする私は、1時間半、声を出しっぱなし。
3年近く続けていると、「気持ちの切り替えが早くなりました」「愉しいことを見つけられる心境になりました」などと嬉しいご報告も受けて、ちょっと安心したりする。

おかげさまで、レッスン後は、私の方も元気になって、しゃきしゃきと帰宅できて、ゆっくり眠ることができる。ありがたい。

さらに、昨日は、ひとり自宅カラオケにて自主レッスン。
私は、やっぱり、淡々としたメロディのキレイな曲が歌いやすいなぁ。

今年は新しいアルバムをつくる予定なので、そろそろ作詞に入ります。
良い歌が出来ますように。