エゴが死ぬとき | 深層意識の力を利用し、夢を実現する

エゴが死ぬとき

 

いらっしゃいませ、マスターの濱田です。

 

「断食をすると意識がすごくクリアになる」

という話をよく耳にしますよね。

 

わたしも以前断食をしたとき、体験しました。

 

ですが今回5週間にわたる断食をやって、

断食の最中も「クリアになったぁ!」って、

そんなに思わないなぁと感じていました。

 

で、断食が終ってからも、

「意識がクリアになった!すごい!素晴らしい!」

というほどの気分にならない。

 

なんだか冷めた人間にでもなったのかなぁ

なんて少し思ったりもしていました。

 

だけど自分の行動や言動を、

よーく観察していると、

 

以前だったら投げてしまうような

壁にぶつかっても、工夫してやっているし、

とても建設的で行動的に

なっていることに気がつきます。

 

これ、当たり前になっているので、

よく観察していないと気がつかなかったのですが、

でも確実に建設的になっている。

 

では、なぜ「クリアになったぁ!」って、

テンションにならないのか?

 

どうやらエゴがしぼんでしまったというか、

ある意味以前のエゴが死んだようなのです。

 

今回の断食は、肌荒れを治したいのと、

意識をクリアに変容したいという思いが、

はじめる動機でした。

 

断食をはじめる前、2月の中旬頃から、

わたしはメンタル面で大きな壁にぶつかり、

「なにもする気が起こらない」

「にっちもさっちもいかない」という状態に

なっていたのです。

 

で、断食で変わった友人の話を聞き、

「それならば」と一大決心をし、

5週間の断食をしたわけです。

 

が、よく耳にするような「意識がクリアになった!」

というような嬉しいテンションは起こらない。

 

で、「なんだろうな、これ?」って思っていたんですが、

 

あきらかにいろんなことはよくなっているし、

でも「クリアになった!」ってテンションにはならない。

 

で、これまでの経過をよーく振り返ってみて、

どうも「エゴが死んだんだな」ということに

気がついたのです。

 

先日、友人のひつきさんと久しぶりにお会いして、

なづなちゃんと三人で食事をしながら話したのですが、

 

その際、この話をしたところ、

「意識がクリアになった!」「すごい!」って

ハイテンションになったとしたら、

それはまだエゴが残っていて、

 

エゴが「クリアになった!」って、

喜んでいる状態なんだと思いますよ」。

 

「そのようなハイテンションになったとしたら、

それはエゴが喜んでいるだけなのだと思います」。

とひつきさん。

 

わたしも、なるほど、その通りだなと感じました。

 

2月から断食をはじめるまで、

そしてはじめてからもしばらくの間は

正直、メンタル的にはとてもきつかった。

 

今思えば、エゴが死んでいくプロセスなワケですから、

そりゃあきつかったわけですよね。

 

自分だと思い込んでいる(錯覚)のが、

エゴなワケですから、

エゴが死ぬプロセスというのは、

まるで自分が死んでいくような気分を

味わうものだったんですね。

 

で、エゴがしぼんで、

もう以前のエゴはいないから、

「なんか変わったっけ?」って感じで、

 

変わったことが当たり前になっているので、

よく観察していないと、変化に気づかなかったんですね。

 

今回の変化は「変わった!すごい!」

「素晴らしい!」というような

ハイテンションはありませんが、

(自分で言うのもなんですが)

「大人になったな」という感覚です。

 

そして以前が、変わった「気分」を

味わって喜ぶことが多かったとしたら、

 

今回は、「気分」ではなく、

本当に変わったんだと思います。

 

悟りという言葉はずいぶん独り歩きして、

いろんな概念が飛び交うものですが、

本物の賢者たちは、

異口同音にエゴが死ぬことと言います。

 

そういう意味で、大きな峠を越え、

新しい「わたし」が今回生まれたのかもしれません。

 

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