癒しはなぜ「終わらなかった」のか? | 深層意識の力を利用し、夢を実現する

癒しはなぜ「終わらなかった」のか?




いらっしゃいませ、マスターの濱田です。



この話は講演の席などでも話したことがあるんだけど、

わたしは2010年ごろまで潜在意識下の思い込みを

みつけて癒すことにとても凝っていた。


実際目に見える、わかりやすい結果がでていたので、

ワーク自体がとても楽しかったのだ。


だけど2010年の6月のある日のこと。


そのときは、目前に迫ったイベントを

成功させたくて、毎日5時間くらい、

なづなちゃん とペアでワークをしていた。


「学びのためには

痛みを経験しなければならない」とか、


「わたしは愛されていない」とか、

毎回ありとあらゆる思い込みが浮かび上がってきて、


「ああ、こんな思い込みが入っていたのか!」って

毎回驚いていた。


ところがある日のこと。


それまで楽しんでやっていたワークにある瞬間

「これ、いつまでも終わりがないんじゃ?」って

感じはじめた。


すると、あんなに楽しかったワークに、

「これ、キリがない!」

「もしかしてこれ、終わらないんじゃないの!?」

って感じだしたのだ。


そして、気がついたときには、

「キリがない」、

「こんなの、ホントにやりたいことじゃない!」

って言葉が口から出ていた。


するとなづなちゃんは、わたしの言葉に、


「じゃあ、マスターが本当にやりたいことを、

知っているとしたらなに?」と聞いてきた。


なぜかとても静かに聞いてきたので、

とても印象に残っている。


するとわたしの口から、とても意外な言葉が出てきた。


たった一言、「悟り」と言ったのだ。


この言葉には、わたし自身がとても驚いた。


「あぁ、オレ、悟りたいんだ...」って(驚)。





それ以前にも、「悟りたい」って内心思っていたから、

座禅や山にこもっての修行にはよく行っていた。


でも当時は、その経験は孤高のようなもので、

「死ぬまでに悟れたらいいなぁ」という、

言ってみれば、憧れのような感覚だった。


だけど、このとき、

「ああ、ホントの望みは、悟りだったんだ」

って知って、とても驚いた。


そこからはホントに不思議なもので、

「ホントの望みがわかったからなのか」、


次々と、目覚めに導かれるかのような

展開が人生に起こりだして、


2010年の9月、覚者と不思議な縁で出会い、

(今から振り返ると、不思議でもなんでもないんだけど)

目覚めの一瞥(いちべつ)を経験することになった、


さて、当時のわたしにはわからなかったんだけど、

今になって理解できることがある、


それは、なぜ、わたしの癒しは、

やってもやっても終わらなかったか?ということだ。








それは「そもそも記憶というものがなんなのか?」

ということを、わたしは知らなかったためだった。


今になってわかるようになったんだけど、


記憶とは、出来事や、

身体に起こる感覚に反応した「マインド」が

記憶という「情報の断片」を組み合わせ」、

もっともらしい「物語」を作り出す


そう、記憶とは、マインドが作りだす、

作り話だったのだ。


まさにマーヤ(幻想)と言われる所以だ。


そしてわたしは、そのマインドが作る

作り話を本当だと真にうけ、

それに振り回され続けていたのだ。


なんと、思い込みは、毎瞬生み出されていたのだ。


だがそれは、「考えるということは、

自分の意志で行っている」


つまり、自分が「思考している」と

思っていた当時のわたしには、

見当もつかないことだった。


思考から離れ、思考を観照することが

可能になったとき、


(思考を観照するのは、「わたしでありなが、

わたしではない、わたし」)


マインドが実に巧妙に、記憶の断片を組み合わせ、

見事なばかりのお話をつくっていたことが、

わかるようになった。


だがこれは、「わたしが考えている」、

「わたしとは思考する存在だ」という、


「考え」にとらわれている間は観えてこなかった。


とはいえ、それがわかったとて、

目が覚めても、物語は変わらず紡ぎ出され続ける。


だが、「物語が、物語だとわかっている」ことと、

「物語が本当だと思い込んでいる」のとは、

根本的にまったく違う。


なぜならアタマ(思考)が作り上げるような問題など、

実際には存在しないということが、わかるからだ。


もう物語りに巻き込まれることがないのだ。


そしてそこから、

「わたし」は、夢から醒めた夢を観る。



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