居眠り国会パート2
本日の参議院は波乱含みであった。
まず、わが目を疑ったのは在日米軍のおもいやり予算を審議してきた外交防衛委員会での珍事。
午後3時過ぎに挙手による採決となった。
反対は1人だけで他は全員が賛成の挙手をした、と思いきや、一番端に座っていた民主党の議員が何と居眠り中で、手をあげないのである。
あわてた同僚やスタッフが駆け寄り、身体をゆすって目を覚まさせた。
あまりの無責任さに委員長(民主党)も声を荒らげ「何をしているのか。いいかげんにしろ」と怒鳴りつけたほど。
これまでも審議中に居眠りをする議員を多く見かけたが、採決の時にも眠ったまま、というのは初めて目の当たりにした。
信じがたい緊張感の欠如である。
その後、本会議に突入。
そこでも珍事が。
子ども手当法案について、東日本巨大地震の復興資金に回すべきと、自民党を含む野党は猛反対したのだが、結果は賛成、反対が120票と同数になった。
実は、国民新党の議員(1人)が議場を出て、棄権。
みんなの党の1人も賛成に回ったのである。
この2人のどちらかが反対していれば、おかしな子ども手当法案は否決されたはず。
結局、憲法の規定に従い、議長の判断に委ねられた。
民主党の西岡議長は苦笑いをし、天を仰ぎながら一言。
「可とする」。
これで残念ながら震災支援へ回すべき資金がバラマキ政策延長の原資になってしまった。
いずれのケースも国家存亡の時という危機感の全くない政治を象徴している。
明日から始まる統一地方選挙にもきっと影響するに違いない。
まず、わが目を疑ったのは在日米軍のおもいやり予算を審議してきた外交防衛委員会での珍事。
午後3時過ぎに挙手による採決となった。
反対は1人だけで他は全員が賛成の挙手をした、と思いきや、一番端に座っていた民主党の議員が何と居眠り中で、手をあげないのである。
あわてた同僚やスタッフが駆け寄り、身体をゆすって目を覚まさせた。
あまりの無責任さに委員長(民主党)も声を荒らげ「何をしているのか。いいかげんにしろ」と怒鳴りつけたほど。
これまでも審議中に居眠りをする議員を多く見かけたが、採決の時にも眠ったまま、というのは初めて目の当たりにした。
信じがたい緊張感の欠如である。
その後、本会議に突入。
そこでも珍事が。
子ども手当法案について、東日本巨大地震の復興資金に回すべきと、自民党を含む野党は猛反対したのだが、結果は賛成、反対が120票と同数になった。
実は、国民新党の議員(1人)が議場を出て、棄権。
みんなの党の1人も賛成に回ったのである。
この2人のどちらかが反対していれば、おかしな子ども手当法案は否決されたはず。
結局、憲法の規定に従い、議長の判断に委ねられた。
民主党の西岡議長は苦笑いをし、天を仰ぎながら一言。
「可とする」。
これで残念ながら震災支援へ回すべき資金がバラマキ政策延長の原資になってしまった。
いずれのケースも国家存亡の時という危機感の全くない政治を象徴している。
明日から始まる統一地方選挙にもきっと影響するに違いない。