予算案審議で居眠りする大臣たち | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

予算案審議で居眠りする大臣たち

本日、参議院の予算員会で来年度予算案をめぐる締めくくりの質疑が行われました。


冒頭、菅総理が東日本巨大地震の被災者へ向けてメッセージを述べたのですが、味もそっけもない内容で、「いったい総理は何を考えているのだ」といった唸り声があちこちから津波のように広がりました。


このところの菅総理は精気を欠いているとしか思えません。


各党の代表が政府の予算案に対して、賛成、反対の意見を戦わせた後、採決。


当然のことながら、賛成少数で否決されました。


問題はその時の閣僚の反応です。


菅総理をはじめほとんど全員が頭を下げることもなく、そそくさと委員会室を後にしたのです。


いくら否決されたとはいえ、審議を重ねた予算委員会のメンバーに「ご審議頂きありがとうございました」と目礼ぐらいしてもよさそうなもの。


あまりの失礼ぶりに目が点でした。


一事が万事。


震災直後にアメリカからは福島原発向けに7000トンもの冷却剤と固定剤が送られてきたのですが、日本政府は感謝するどころか、受け取りもせずじまい。


結局、いまだに横田基地に山積みになっているというから呆れます。


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それにしても、理解できないのは、予算委員会の審議中(午前9時から12時30分)にもかかわらず、菅総理以下、最前列に座る閣僚の大半が睡眠状態に陥っていたこと。


こんな居眠り大臣たちには歳費も3割といわず、全額、復興資金に寄付させるべきでしょう。


ところで、小生、明日(3月30日)、午後1時より参議院の外交防衛委員会で自民党を代表して松本外務大臣と北沢防衛大臣に質問をすることになりました。


テーマは「巨大地震後のわが国の外交、国防上の盲点と対策」です。


思いっきり目の覚めるような質問を心がけます。


参議院のネットで生中継されますので、ご覧頂ければ幸いです。