今回はお部屋の中、玄関や床の間などに飾り、ご自分で作る香りを楽しむ部屋香を作ります。
古来より香りの強いものは、邪を祓うといわれ、厄除けに使われてきました。
 
例えば旧暦時代の端午の節句は、梅雨時の禊ぎ祓いの意味を持つ行事であり、この日邪気を祓うためのよもぎや菖蒲が宮中や名もない民の住家まで、ありとあらゆる屋根に葺かれてよい薫りを漂わせている様を、清少納言は枕草子の中で「いみじうおかし(=とてもすてき!)」と記しておりました。
 
今回は、白檀を主香料にした天然の香りのみで調合します。ご自分で調合した香りで厄を祓い、お部屋にそこはかとなく香る和の香りでリフレッシュしませんか?美しい布地で作りますので、インテリアとしてだけでなくお正月のお飾りとしても重宝します。
 
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  和の香りを楽しむ「部屋香講座」
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【日時】11月17日(土)15時~16時半
【場所】浜田呉服店
    宮崎市松橋1-16-4
【お稽古代】4000円
【講師】香司 多田博之先生