サッカーを愛する人にできること@JFAハウス11.3.26.
●サッカーを愛する人にできること●
~Football saves Japan宣言~
-様々な垣根を越えて、サッカーを愛する人という立場から、それぞれが被災者や地域に対する支援活動を行うことを私たちは表明いたします-
この未曽有の大災害に対して、多くのサッカーファン、さらには、Jリーグなどの試合の遠征で幾度も訪れた地域に関係する人々が多いJリーグサポーター一同は、大変悲しみをおぼえております。そして、この緊急の事態と被害の深刻さに深い憂慮を抱いているサッカーファン・サポーター有志から、なにか自分たちにも出来ることがあるのではないか、との声が集まっております。
これにつきまして、サポーターの行動原則に基づいて、募金活動や節電などへの協力による背後支援、さらには緊急に人的な直接支援を現地で行うことなどまでも、サポーター有志がすでに検討を開始しております。
具体的な活動については、各自の立場から行うものもあれば、連帯して行動することもあると思います。また、すでに社会的に多くの人が参画している義援金寄付や、節電の活動が、サッカーファミリーの中からも始まっており、今後は直接的なボランティアの派遣やさらなる義援金活動まで、様々な可能性を探りながら、それぞれの立場から進められることになります。
わたしたちはひとつのサッカーファミリーとして、それぞれの立場や垣根を越えて、様々な支援活動を行うことを決意しております。
そのことをここに表明し、宣言させて頂きます。
サッカーを愛する人にできること
Football saves Japan
賛同者一同
http://dekirukoto-football.jp/index.php
Football saves Japanでは、被災地への直接支援として、緊急援助物資を集め、それを届ける活動を行います。また、ベガルタ仙台およびサポーター有志の物資集積活動と連携することが決定しました。これにより、物資集積活動の詳細が確定いたしましたので、ご報告いたします。サッカーファミリーのパワーを結集して、現地支援を行いたいと思います。特に、物品供出と車両提供については、ぜひともご協力お願いいたします。
◇日時: 3/26(土) 13時~17時 【確定】
◇場所: JFAハウス・日本サッカーミュージアム
◇募集物資:
【受付品目】(新品未使用のものに限る)
(1)下着(子供用、男性用、女性用、肌着、靴下)
(2)衛生用品(ウェットティッシュ、ドライシャンプー、女性用生理用品)
(3)子供用オムツ・介護用オムツ(テープ式+パッドのセットで)、お尻拭き
(4)ダンボール箱(ミカン箱サイズ以下のもの・中古可)
そのため、現地でニーズが高いものに限りました。
http://www.vegalta.co.jp/contents/news/press_release/2011/03/post-539.html
当日は、集積物資をその場で仕分けして、それを車両に積載し、直接Football saves Japan事務局が、そのままベカルタ仙台に届けます。
物資のお持込みはもちろん、その他のお手伝いも出来ればよろしくお願いいたします。大宮サポーターの方より、トラック供出頂けることとなりました!また、ガソリン代等のカンパも当日にお願いすることになります。
![Field of Dreams-FSJ01](https://stat.ameba.jp/user_images/20110327/08/hama-penguin/52/dc/j/o0600045411127846214.jpg?caw=800)
御茶ノ水のJFAハウスに行くのは初めてでした。間違えそうな交差点の角に段ボールでつくったプラカードを持ったサポーターが4人立って下さっていて、助かりました。『ご苦労様です』と声をかけました。
JFAハウスでは、日本サッカーミュージアムのご好意で、フロアをお借りして物資の仕分けと箱詰め作業をしています。
募集した受付品目ごとにテーブルを出し、私は(1)下着のテーブルで手渡しました。男女用の仕分けは後ろの箱詰めでしているようです。
(2)衛生用品は、受付が女性のみで気配りも行き届いていました。主催者の方から『今、支援物資がトラック1台分になりました2代目のトラックを手配しています
』のアナウンスがあり、拍手が起こりました。
被災者が多い鹿サポはさすがにあまりいなくて、キョロキョロ見渡していると、顔見知りの鹿サポが私に気付き、声かけてくれました。
受付テーブルの後方で荷詰め作業をしているサポーターが、一つ一つ袋の上からマジックで何か書いています。そうか書いておけばよかった
男女別に分けた袋ごと手渡してしまいました
『あなたも何かメッセージを書いてくださいよ』とマジックを手渡されたので、自分が持ってきた品物ではありませんでしたが、受け取った人が少しでも元気が出ることを願って心を込めて書きました。
人と待ち合わせしていたので、会場を後にします。
荷詰めした段ボール箱自体もサポーターが持ち寄ったものです。
品目ごとに山積みにしていきます。
今回は、仙台サポーターと提携した企画と聞いてましたが、山形サポーターも多く見受けられました。
横浜サポーターや浦和サポーターも多く参加していましたね。
同じサッカーを愛するものとしての絆が感じられました。
被災地である茨城からは、参加したくても参加できない鹿サポも多くいらっしゃる事と思います。ここに報告がてら、記録として書き留めておきます。
JFAハウスから御茶ノ水駅に戻る途中、、道案内のボードを持った4人がまだ立っていました。冷たい風が強く吹き付け、真冬の寒さです
寒風ふきっ晒しの場所に立ち続ける彼らに『支援物資がトラック1台分になって2代目のトラックを手配しているって言ってましたよ』と話しかけたら、『おおー』と4人で喜んでました。ご苦労様です。
どうか、みんなの気持ちが被災に遭われた方々の心まで届きますように