東京都府中市をこよなく愛する社会保険労務士の濵本絵美です
完全な劣等生だった私がですが、無事に大型バイクの卒業検定に合格しました
おまけとして検定前日と当日の様子をお伝えしたいと思います
<検定前日>
とあるところの会議に出席、夜は軽く食事をして退散、食事の場で「明日大型バイクの卒検じゃ!」と敢えて言う
バイクこよなく愛する先輩方に向けて「最善を尽くす!」という決意表明のメッセージを送信
こうやって、ダメなら2回目受ければいいやという逃げ道を敢えてなくす ← マゾだなー
<検定当日>
朝、目が覚めた瞬間、妄想モードに突入し、夢の中でコースを6回走行
検定は昼からだったので、その前に仕事しようと事務所へ向かう
んが、とても仕事できる精神状態ではない
事務所の中で、エアバイクしながらコースを4回走行 ← 他人からしたら奇行
YouTubeで卒検を合格するためのコツを視聴し再復習
集合時間の40分前に教習所に到着
教習所のコースを再度見つめ、頭の中で2回走行
検定が一発アウトになる走行をメモしたものを再度見直す
わたしの最大の難関
第一位!クランク
とにかく、せめぇんだよ
パイロン、邪魔なんだよ
私の場合は目線の送り具合で成功失敗の明暗が分かれるので、とにかく、目線だけだけには気を付けなければ
第二位!乗降車
とにかく、足がみじけぇんだよ
走行時よりも、一番緊張する瞬間、特に降車の時にバランスを崩しやすい
目線を遠くに向けて、短い脚を振り上げて、素早く乗り降りするしかない
その他、何気に、全部、難関なのですが・・・
さて、検定のための事前説明が行われ、検定開始
恐らく、中型→大型、申し込み順で検定の順番も決められてたっぽい
私は2日前に申し込んだせいか、4人中一番最後、おー、ラッキー
終った順に待合室に戻るようにという指示だったので、最後であれば、ジーッと見られて緊張しなくていい
その分、私が前3人をジーッと見つめる ← 嫌だったろうなー、ごめんね
お陰で直前で目視で3回コースを走ったようなものです
さぁ、私の番、思ったよりも緊張はしていない(ドキドキはしていなかった)
深呼吸して「宜しくお願いします<(_ _)>」と言ってスタート
最初は難関の降車、颯爽と足を振りかざしバイクにまたがった
多少の動揺があったのか?多少ぐらついたような気もしたが、落ち着け落ち着けとエンジン始動
前半は法規走行
一か所だけ指示器を出すタイミングが遅れがちになるところがあるので、忘れないように忘れないようにとブツブツ
何を隠そう、指が短い?というよりは手が小さいので、指示器を操作するのもムズイのです
クラッチを握っている時は、クラッチの明け具合によっては、指示器の操作が思うようにならないのです
その辺りも考えつつ、指示器を操作
そして、安全確認はアホみたいに首を振って、やってますアピール
後半は課題走行
・S字
うぉ、2速で入ったつもりが、何か変、1速のままだ、ギャー
あせあせしながら、2速に切り替え、最大の難関のクランクに備える
・クランク
S字の動揺を引きずりながら侵入
目線目線目線目線目線目線目線目線目線
何とか1つ目の角を曲がったけれど、2つ目の角で、グラグラグラグラ
クランクは足を付いても一発中止にはならないのですが、ハンドルが曲がった状態で足を付くとバイクの体重を支えられないので、私にとっては転倒以外の道はないのです
グラグラで左足が一瞬ステップから外れてしまいましたが、クソ、ここでコケてたまるものか、ウラーと加速して力技で立て直った!
あー、よかった、ほんと良かった、さすがにここではドキドキしているのが分かりました
クランク終わりの一旦停止で、大きく深呼吸
ここまでくれば、後は多分、大丈夫なはず
少し気が楽になったけれど、気を抜かずに慎重に一つずつの課題をこなさなければ
・急制動
雨なので、いつもよりも停止する位置が伸びます
これはスピードを出し過ぎる私にとって逆に良かったかも、気持ちの余裕が違うね
ブイーンと加速して40キロオーバーを確認し、ブレーキ!通常の停止線はオーバーしたけれど、雨だから全然問題なし
私はクラッチを直ぐに握る癖があるので、エンストしていいやという気持ちで突っ込みました(急制動のエンストはOKなのです)
案の定?エンストしたけど、想定内なので、慌てずエンジンを付けてスタート
・一本橋
落ちたら一発アウトなので、それだけが不安でした
10秒以上で100%OKなので、本当はある程度ゆっくり台に乗った方がいいのですが、落ちるよりも秒数不足で減点される方がまし
ブイーンと乗って、あとは、一定スピードを保ちながらバーっと走り終わりました
多分、8秒くらいはあったんじゃない?減点は覚悟してたもんね
・スラローム
目線、二ーグリップ、コーン寄りにターン、ちょっとアクセル
7秒以内で走らないといけないのですが、そこは最初から無視、とにかくコーンに当たらないように走るのみ
・波状路
これはですね、何気に課題の中でも別に苦労はしませんでした
エンストさえしなければいいので、ずっとハンクラで、ちょっとだけアクセル回しながら、さっさと走り抜けました
課題が終れば、駐車して降車のみ
波状路が終った段階で、かなりホッとしましたが、気を抜くな気を抜くなと、駐車場所へ走りました
そして、最大の難関の降車、多少ドキドキしながら降りると、いつもとおり、多少のグラつきはありましたが、倒さなかった!良かった!
全体を通して
とにかく、一発検定中止にならないようにだけを意識しつつ、丁寧に走行しました
そして、一時停止や赤信号では深呼吸して、上半身の力を抜いて、リラックスを心がけましたね
終った段階で、大きな失敗は無かったと思うので、多分、大丈夫だろうな~っと思ってました
20~30分程待って、合格発表
最初の教官の雰囲気で全員合格なんだろうなって感じでした
予想とおり、全員合格、よかったー、一人でも落ちると何か気まずいものね
本当は「やったー!!」って大声で叫びたかったのですが、そこはグッと我慢
いや~、本当に嬉しかったですよ
こんなに嬉しくて充実した気持ちになったのは久しぶり
苦労しただけに社労士試験に合格した時と同じくらいですね
本当に、おわり
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アイアンストライカーズ社会保険労務士法人
代表社員 濵本絵美