Redipsさんの昨日のエントリー


またやってる


まったく同感です。


さすがに今回 のは従来にも増してひどい。


私はどちらが正しいとか間違っているとか、判断するのに十分な情報を持っていませんので、憶測の範囲でそれを論ずるのはここでは控えたいと思います。


ただ、連盟のホームページは、将棋のことをまったく知らない人たちの目にも触れる機会がある、というシンプルだけど大切な視点が、いつのまにか欠けてしまってるのではないでしょうか。


公式・非公式と問わず、様々な情報やうわさがWEB上を飛びかっているせいか、渦中にいる当事者のみなさんには、どこまでが一般的に共有された事実であるのか、いつのまにか見えなくなってしまっているのかな。


でも、例えば将棋界のことをまったく知らない方が、自分の子供が将棋を始めたのをきっかけに将棋の世界に興味をもってくれたとしましょう。

そこで当然のように、総本山である日本将棋連盟のトップページを訪れたならば、こんなゴタゴタを繰り広げている世界には、あまり関わりたくないなあ、と思うのが自然だと思いますよ。


言い分が正しいとか正しくないとかよりも以前に、将棋を広めよう、たくさんの人に楽しんでもらおうと日々尽力されている、プロ棋士、女流棋士、指導棋士、指導普及員、アマチュアの指導者、アマ強豪の方など、現場のみなさんの足を確実に引っ張っていますよね。


2年前の私のように、将棋をまったく知らない人に、日本将棋連盟のHPをとてもじゃないけど紹介できません。


いつまでこんなことが続けられるのでしょうか。


残念でなりません。




視点は変わりますが、今回の騒動では、日本レストランシステムの大林会長が実名で情報発信をされていますね。

これ、企業人の目で見ると、ご本人はものすごく怒っていらっしゃるように私には見えます。

(繰り返しますが、何が正しいとか間違っているかという判断は別にして)


素朴な疑問として、新聞各社にしても霧島酒造さんにしても、なんでこんな事態になっても怒らずに支援を続けてくださるんだろう、ってずっと思っていました。

将棋を応援してくださるスポンサー企業(正確には日本レストランシステムは連盟のスポンサーではありませんが)が怒ることで、何かが変わることを期待したいと思います。


将棋界がこのままでいいなんて、誰も思っていないでしょうから。


取り返しがつかなくなる前に、変わらなくちゃ。