郵便配達は二度ベルを鳴らす | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
ジェームス・ケイン原作の本作は、この’81年度版で4度目の映画化です。

(あのルキノ・ヴィスコンティ監督も映画化していた!)


ただ、これまでの3本は、当時の規制(特に性的描写や少数民族の描き方など)で、

かなり暗示に満ちた展開をみせていたようです。

ただ、僕は以前の3本を観る機会がなかったので、この4作目がはじめての出会いとなりました。


1981年度(米)

ボブ・ラフェルソン監督作品。

郵便配達は二度ベルを鳴らす』 原題:The Postman Always Rings Twice


不況時代が終わりを告げようとする1930年代。

ロサンゼルスから南へ下るハイウエイ沿いに、ガソリン・スタンドを兼ねる安食堂がある。


経営者は若いギリシャ人だが、その妻は、彼に救われたというだけで一生を縛り付けられている若く官能的な女。


彼女は満たされぬ生活の中で、身体も心も持て余していた。


そこにある日、ひとりの流れ者がふらりとやってくる。

身なりはみすぼらしいが、眼だけが精力的にギラギラと光る男。


まもなくふたりは情欲に身を任せ、亭主の目を盗み愛し合うようになる。


そして、ギリシャ人の亭主に限りない殺意を抱き始めたふたりは・・・



主人公の流れ者フランク役に、ジャック・ニコルソン。

相変わらず、いっちゃった目をギラギラさせて熱演してます。


若くて魅力的な妻コーラ役は、ジェシカ・ラング。

キング・コングのヒロイン役を掴んだあと、なかなかいい作品に巡り会えなかった彼女ですが、

「オール・ザット・ジャズ」の脇役から本作へと、見事に上昇気流に乗りました。


見所はなんといっても、食堂での動物的な官能シーンです。

本能的な男と女の絡みは、人間の本質を付いていると思います。


物語は破滅的な方向へ進んでいきます。

結末は、本作を観てくださいね。


それでは、また(o・・o)/~


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