皆様ご存知のとおり、公開時のタイトルは
「007/危機一発」でした。
シリーズ第2弾で、シリーズ史上最高傑作の呼び声も高い作品です。
『007/ロシアより愛をこめて』 From Russa With Love 1963(英)
テレンス・ヤング監督作品。
前作よりスケールが大きくなったというわけではなんですけど、
とにかく見せ場の連続!
息つく間がないというのは、この作品のようなことをいうのでしょう。
亡命希望のロシアの女スパイを助けるために、
007=ジェームス・ボンドが大活躍。
舞台はイスタンブール。
敵の殺し屋が滅法強く、
特にロバート・ショー演じるグラントは神出鬼没。
オリエント急行内でのアクションシーンは、映画史に残る名場面。
女スパイの靴先に仕組まれた毒塗りナイフ。
ヘリコプターで追われるボンド。
快速艇でのチェイスシーン。
ついに出ました、秘密兵器満載のアタッシュケース。
今ならCGで済ましてしまうだろうなという場面も、
手作り感満点の実写。
うれしくなります。
僕はシリーズの中では
「私を愛したスパイ」が
一番好きなのですが、完成度という点と、
だれることのない見せ場の連続という点では、
世間の評価通り、この作品が一番のような気がします。
次作から、少しずつ何かが変わっていきます。
また書きます(o・・o)/
がちゃん