メンフィス・ベル | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



あの時の映画日記

1990年度(米)

第二次世界大戦中にウィリアム・ワイラー監督がイギリスからドイツまでのB-17爆撃行を描いた記録映画を、娘であるキャサリンがデーヴィッド・パトナムと共同してドラマ化。マイケル・ケイトン監督作品

『メンフィス・ベル』


1943年イギリスの空軍基地でナチス・ドイツを叩くため、日々、危険な白昼攻撃を繰り返す空の要塞B-17.。

その中で、唯一24回出撃して無傷の強運を持つメンフィス・ベルがあった。乗組員達はこの奇跡の爆撃機に身も心も預けていた。


あの時の映画日記


そして明日が最後の飛行。

無事で帰還できるのかどうか、乗組員達は表面には現さないが不安な気持ちを抱えていた。

まだ10代の乗組員達。

出撃前のダンスパーティー。

これで最後かもしれないという不安・・・


出撃の朝、彼らを戦意昂揚の宣伝に利用しようとする広報大佐。

しかし、送り出す側の基地指令の気持ちは複雑だった。

なぜならば、目的地は最も危険なドイツ本土のブレーメンにある飛行機工場だったからだ。


操縦士のデニス(マシュー・モディン)をリーダーに個性豊かな10人のクルーとともにメンフィス・ベルは危険な白昼爆撃に飛び立つ。

見事なチームワークで任務を果たそうとするクルー達。

敵軍の攻撃は激しい。

ブレーメン上空に達するも煙幕に覆われて視界は悪い。

次々に堕ちていく友軍機・・・


任務は完了されるのか、そして奇跡の爆撃機“メンフィス・ベル”は無事帰還できるのか・・・


物語の前半は、出撃前夜の若者達の心情を誇張のない時折ユーモアを交えた描写で描き、後半は手に汗握るクルー達の心理状態を描き出しています。


戦争映画というよりも青春映画に分類される作品でしょう。

お勧めの一本です;。


がちゃん


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