今回のテーマは一度ブログでもご紹介させて頂きました呼吸です。
患者さんを診させて頂いていて最近特に呼吸の大事さに気がつきます。
呼吸を調節しながら治療をすると
これまでどこの治療院に行っても治らなかった症状が治る
ことも稀ではありません。
肩こりがひどい、疲れが取れにくい、夜眠れない、冷え性、頭痛持ちなどの多くの方のほとんどが呼吸が浅いように思います。
中には息を大きく吸って下さいとこちらが指示をしても深く吸い込むにはどうしたらよいかわからない方までいらっしゃいます。
意識してできなければ普段にしっかりとした呼吸ができているわけがありません。
身体は吸い込むことにより酸素という栄養を取り入れ、呼くことで二酸化炭素などの老廃物を外へ排出する。
ということは呼吸が浅くなればどうなるかはよくわかります。
あと大事なことが呼吸は自律神経(交感神経、副交感神経)と深くかかわっていることである。
よく自律神経失調症という病名を耳にするがその原因は人それぞれで症状も人それぞれである。
そんな方にも是非自らの呼吸を調節することでよくなって頂きたい。
ただ自分は呼吸が浅くなっているということを頭の隅にでもおいて気づいた時には深呼吸(腹式呼吸)お腹を意識し鼻から大きく吸い込み、口から大きく呼くことをするだけでも身体は変化する。
できるのであればプラスα肩こりがひどい方であれば吸う時に肩を開き胸を張る、呼く際に首と肩を意識し脱力していく。
腰痛の方は腰を中心に脱力。
とりあえずは患部を意識して脱力する。
そして夜眠りにくい方は床についた時に仰向けで膝を軽く曲げ、お腹の上に手を当て先程の腹式呼吸を10回ほど繰り返す。
これを毎日おこなえば自然にリラックスできるようになるので是非試して頂きたい。
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