今日の映画「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」 | 白山オステオパシー院長のブログ   東京都文京区 白山駅より徒歩3分

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昨日は角川シネマ有楽町に「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」


を見に行ってきました。


私は特に彼のファンというわけでもないですし、彼の曲でそこそこ


知っているといえば「One Love」と「No Woman No Cry」


くらいのものです。


しかし、なぜ彼が世界中であれほど支持されたのかを知りたくて


見に行ってきました。


映画を観終わってまず思ったのは、彼の曲は結局のところ歌詞の


意味がわからないと、その本当の良さもわからないということでした。


私はどうも初期のレゲエの、あの単調なリズムが好きになれず


ほとんど彼の曲を聞いたことがありませんでした。


彼の曲の歌詞はラスタファリズムが基本ですが、さらにもっと


根源的な部分は、世界平和、人種などによる差別の撤廃など


ジョン・レノンに通じるところが非常に多いと感じました。


また、二人にはかなりの共通点があります。


ジョンは子供時代、実の両親とは暮らせずに叔母さん夫婦に


育てられ、寂しい幼少期を送りました。


また、まだまだこれからという41歳で銃で撃たれて亡くなっています。


ボブもジャマイカの片田舎で白人の父親と黒人の母親のあいだに


生まれ、両親はボブ誕生後すぐに離婚しています。


さらに子供時代はハーフの子供として、周囲の子供達からは


いじめられ、成人後は実の父親にも拒絶されました。


そして、彼も36歳という若さで亡くなっています。(彼の場合は


癌が原因ですが。)


二人とも幼少期の経験が、その後の考え方に大きな影響を与えたのは


間違いないでしょう。


映画の中の彼は、周囲の人達と楽しそうにサッカーをしたり


笑いあっている場面が多いです。


しかし、インタビューで


「自分は小さいころから、(外見だけでなく内面的にも)どこか


 他の人とは違うと感じていた。」


と言っているように、実は常に孤独を感じていたのではないでしょうか。


そして彼の曲を聞いた人達は、そういう部分に魅かれたのかもしれません。


今回はボブがその孤独感を表現しているような「コンクリートジャングル」


という曲を日本語訳とともに紹介します。



コンクリート ジャングル(CONCRETE JUNGLE)


今はもう太陽も輝かない

月の光がてらしてくれることもない

暗闇が光を覆い隠し

昼は夜にかわっちまった

愛はどこに失われてしまったんだ

誰か教えてくれ

どこかにきっと甘い愛はあるはず

このコンクリートジャングルのかわりに

ここじゃ生きることさえ難しい

コンクリートジャングル

人はベストをつくさなきゃならない

オレの足には鎖は巻かれていない

だが オレは自由じゃない

オレはまだ囚われたまま

幸せが どんなものかも知らない

甘い愛撫を受けたこともない

でもまだオレは道化師みたいに笑ってる

お願いだ 誰か助けてくれ

オレはここから抜け出さなきゃならないんだ

このコンクリートジャングルの中で

オレに何をしようというんだ

コンクリートジャングル

どうかオレをほっておいてくれ 






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