肝臓の3Dプリントに成功、人体への移植を目指す-Organovo
肝臓の3Dプリントに成功、人体への移植を目指す-Organovo
(2013/4/25、Gizmodo)
カリフォルニア州サンディエゴにある会社Organovo の研究者たちが、3Dプリンタを使って史上初めて人間の肝臓の小さなレプリカ製造に成功したんです。
それは厚さ0.5mm、幅4mmの小さな小さな肝臓ですが、普通サイズの肝臓とほぼ同じ機能を果たせます。
<中略>
でもこのミニ肝臓は5日間使えて、実物の動きもシミュレーションできています。そこではホルモンや薬を体に運ぶタンパク質のアルブミンや、脂肪を運ぶコレステロール、アルコールを分解する酵素といったものがちゃんと生成されます。
3Dプリンタを使って肝臓 を作るなんてすごいことを考えるもんですよね。
肝臓と同じ機能を果たすものをどういう仕組みで作るのかはわかりませんが、この研究が進めば、3Dプリンタを使った肝臓を移植することも可能になるかもしれないそうです。
つまりこの研究がもっと進めば、いつか3Dプリントした肝臓を病気の人に移植できるようになる可能性があるんです。
■今後の課題
臓器全体に血液を行き渡らせるための血管のネットワークを実物大でプリントするための方法が課題になります。
ここまでくると、想像がつきませんが、肝臓ができるのであれば、血管のネットワークも作れてしまうかのような期待を持ってしまいます。
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