もしファミレスでスープバー171人分、請求されたら? サービスをより受け取る秘訣
こんにちは 竹内ミカです。
今日は、「もしドラ」みたいなタイトル。(笑)
昔、シアトルで買った本は、"If....Questions for the Soul" という自己啓発ブックでした。
1ページ1問ずつ、もしも・・・から始まる文章が書かれています。(洋書ですが、とてもシンプルな英語です。)
自問自答だと、質問も「自分なり」になって思考が広がりにくいですが、こうした本を使えばいつも考える枠組みを変えるのに有効ですね。
(こんな表紙です)
さて、先日は、「学びも愛も豊かさもいっぱい受け取るための知恵」 をお話しました。
ブログへのコメント以外にも、メールでのご感想をたくさんいただき、ありがとうございます。
すでに「祝福マジック」を体験された方もいらっしゃるようです
そこでお話した、文句より祝福 の続編です。
今日はサービスをより受け取る秘訣についてをお話しします。
たとえ自分がお金を払う側、サービスを受ける側であったとしても、祝福がキーワードです。
今日のタイトルは、実際に私が経験した出来事です。
新宿のファミレスで食事が済んで、「帰ろうか」と伝票を手にしたら、目に入ってきたのは5万円の請求でした。
「えぇぇ~~っ?!」
と、驚いて、じっと見てみると、スープバーの個数、171個と入力されていたんですね。
171個・・・あまりのありえない数字に、私は笑い出してしまいました。
「どうしたん?」と、kenさん。
笑いながら伝票を見せる私。
笑い出すkenさん。
レジで何て言おうか~、二人でお腹をさすりながら「満腹・・・」って言おうか、など、盛り上がる盛り上がる。
(結局は、「これ間違ってると思うんです・・」 にとどめましたが、大阪だったら満腹作戦で行ったと思う。)
お店を出たとき、
「ミカちゃんが、あの伝票を見て大笑いできる人で良かった」 と、kenさんがつぶやきました。
その時は気に留めていなかったのですが、その意味がわかったのは、後になってからのこと。
というのも、
私は楽しかった出来事としてこのエピソードを話したら、知人は 「ちゃんと担当者のお詫びはあったんですか?」 と、許しがたい出来事として受け止めたのです。
質問されたので思い返してみると、レジ打ちの女性はお詫びをされたのですが、入力した本人は伝票を見てえっと驚いただけだった気がします。
私 「本人は驚いてたし、申し訳なさそうな態度が出てたけど、言葉としてはお詫びはなかった気もするなぁ。」
知人 「ミカさん、どうして? 私は許せないなぁ。本人がちゃんとお詫びしないと。それに、お店の責任者には必ず注意しなくちゃ。」
もし彼女が当事者だったら、この出来事はまったく違った状況になったであろうと想像できます。
受け止め方が違えば、その体験はまったく違うものになります。
なぜ受け止め方が違うのか。
そう体験することを無意識で選んでいるからなのですが、これ以上の深みについては、セッションやセミナーでお伝えしています。
怒り(悲しみ)は、相手への期待が裏切られたときに起こります。
こうあるべき、という、自分の中にある期待の通りにならなかったときです。
楽しさ、ユーモアは、相手へ祝福を送ったときに起こります。
こうなったのには、なにか意味があるのだろう。と、自分の内側を見つめる機会として、他者や環境を攻撃しなかったときです。
私とkenさんは、「スープバー2人分で、こんなに楽しませてくれてありがとう」 と、本気で思ったのです。
本田健さんが、講演会の中で、「切符売り場でおばちゃんに割り込まれたときにどう捉えるか」を、面白おかしくお話されていました。
すごく楽しくて、その時会場にいた皆さんが大爆笑。その出来事は、多くの人々に笑いと癒しをもたらしていました。
楽天的と言われたらそうかもしれませんが、楽しめたほうがストレスがありません。
一日を振り返って、楽しく過ごした時間が多いほど、ハッピーライフと言えるでしょう。
あなたは、一日を振り返って、どんな思いを感じている時間が一番多いですか?
今日、どんな思いで生きたかは、未来のあなたを創っていくエッセンス。
ハッピーな時間が多い方は、よりハッピーを見つけていきましょう。
アンハッピーな時間が多い方は・・・何かを変えてみるのはいかが?
心のあり方が変われば、現実の受け止め方が変わります。
だから、いつもの魔法の言葉。
変わることは、楽しいこと
素敵な一日をお過ごしください