・ショックを受けたとき、ぐるぐるループから抜け出す3つのステップ
こんにちは 竹内ミカです。
Kenさんへのバレンタインプレゼントは、こんなスフレにしました
福井駅構内にあるショップ BONO BONO で見つけました。
目と目が離れた、ちょっと抜けたキャラが好きなKenさん。
「こんなん、どこで見つけたの~?」 と喜んでいました。
さて、今日は、無意識が起こすパターンを意図的に変えるということについて書いてみます。
何かショックを受けるようなことが起きたとき、
自分自身がどんな反応をしているか、観察をしたことがありますか?
特に、とっさの時の反応は、無意識で起こすのでパターン化されていることがほとんどです。
その無意識のパターンを観察し、いつもと違うプロセスを意図的に選んでみましょう・・・というお話しです。
ショックというのは、期待と違うことが起きたときに感じます。
どうして? どうして?
と、ぐるぐる心がめぐってしまう方は、頭や心で質問を繰り返さずに、まず思ったことを全部ノートに書き出してみましょう。
人は、感情にとらわれたとき、心がめぐるパターンをたいてい持っています。
Why? と考えても、ショックな事を起こしたのが本人でなく誰か他者であるとき、なぜその行動を取ったかは、その当事者にしかほんとうのところはわかりませんね。
また、たとえ本人に聞けたとしても、その答えを聞いても、なお、どうして?と心の内側で質問を繰り返したりします。
自分の中で考えていても答えを得られないことにどうして?と答えを探そうとするのは、そのプロセスを体験し味わうことを潜在意識が選んでいるから。
Why? のループに入ってなかなか抜け出せなくなる方は、まず、書き出すことから始めましょう。
ここでは、彼が電話するよと言って、電話をかけてこない・・・という例を挙げてみます。
事実を修飾語や形容詞を使わずに書きます。
彼は笑顔で電話するよと優しく言ったから楽しみに待っていたけど
電話してくれないので傷つき悲しい思いをした。
彼が、電話するよと言った。
彼が、私に電話をしてこない。
このポイント、わかるでしょうか?
シンプルに、事実だけを書くと、電話するよと言った。今現在、まだ電話をしてきていない。
それだけなのです。
ここで書いたように、いったん文章として書きだしてみて、事実と関係ない感情の部分に線を引いて消していくと、事実がシンプルであることがわかります。
別のページにどう感じたか、心のことを書きます。
ほかの用事も一切しないで待っていたのに、
こんなに待っているのに、
電話くれない。
私のことを捨てるつもりなのかしら。
ほかに誰か好きな人ができたのかしら。
私を傷つけてやろうと、わざとしているのかしら。
・・・と、思う限りのことを書き出します。妄想OKです。
視点を変えて、可能性を書きだしてみます。
忙しくしているのかもしれない。
電話できない何かがあったのかもしれない。
単に忘れているのかもしれない。
なにか悩んでいるのかもしれない。
ほかの可能性をどんどん書き出せるようになれば、狭い考え方のパターンの中で傷つき怒るという繰り返しから脱出しやすくなっていきます。
ただし、万が一の事故や天災の可能性ばかり考えつく方は、その創造性をもっと楽しい可能性へと使ってみてくださいね。
タレント事務所にスカウトされて面接してるのかも・・・とか。(笑)
Why? のループに入る傾向が日本人には多く、それは、日本語という言語の構造とも関係しています。
一方、思考のパターンとして、Why?のループに入りにくい人がいます。
「どうしたらいいのだろう?」と How? として考える傾向を持っている人です。
どうしてダメなんだろう?でなく、
どうしたら良いのだろう?と考えるわけです。
つまり、視点がどちらかというと未来を向いているのです。
これが、過去へ向かう原因追求型と、未来へ向かう問題解決型の違いです。
ここで私がお話しているのは、どちらが良いとか悪いということではなく、自身の日頃のパターンを知り、あえてそれと違う反応を選んでみましょう、という提案です。
問題解決型という脳のパターンを持っていると、感情にフォーカスするプロセスが少ないので、どんな感情を抱いたかということに気づかないで生きていることも多いのです。
でも、実際には感情を感じている。
だから定期的に解放をする必要が起きてきて、ドカーンとなるのです。
これ、周りの人がとっても迷惑します・・・笑
問題解決型の方の、ショックを受けたときの脱却方法は次回、お話しますね。
無意識で選んでいるパターンに気づくことで、意識的に変化を起こすことができます。
無意識だから変えられないのではなくて、意識から無意識を変えていくことは充分に可能です。
意識の力を使って、人生をよりハッピーな方向へ変えていけたら、素敵だと思いませんか?
ということで、今日もこの魔法の言葉で。
変わることは、楽しいこと
素敵な一日をお過ごしください