最近、新卒採用面接で多い質問。

「なんで内定が出ていないんだと思う?」
意図は何だろうね。



いらっとこないこと、ネガティブチェックやストレス耐性があるかどうか。
しっかり過去の経験をふりかえれているかどうか。
遠まわしに、どんな軸で仕事をとらえているのか。
その受け答えから、素直さだったり、人柄が出たりする。
これ以外にも、きっといくつかある。

だから、別に正解はないから素直に受け答えしていいんじゃない?
ただ、一つだけ意識してほしいことがある。
それは、伝えることに自分の意志を込めることだ。

例えば…
「有名企業ばっかり受けていたのがいけなかったかなと思います」
素直な受け答えだよね。
ただ、それで終わりじゃなくて、そこからどうしているのか、という一歩踏み込んだことを伝えてみよう。

「そこからは、会社四季報を見たり、就職四季報を見て、○○業界の10数社を見て、エントリーしています」
「世の中のことを知らなければ、と両親やサークルの先輩などに仕事のこと、働くこと、業界のことなどを訊いています」
などなど。


企業が採用活動をする目的は、一緒に働きたいと思う人を探しているため。
そうなったときに、面接では対話をしたいんだよね。
その人がどんな人生を歩んできたか、じっくり知りたいから。


企業は、一緒に働きたい人を探している。
ただ、誰でもいいわけではなく、うちで働きたい、という熱を持っている人というのが前提だからね。
(目玉焼きが瞬時に出来上がるほど熱々じゃなくてもいい)
その熱を察してもらうのではなく、自分の口で発しなきゃいけない。


素直さは大事だ。
難しく考える必要はない。
ただ、質疑応答だけでは物足りない。
受け身ではなく主体的に。
自分の意志を込めて、伝える、ことを意識しよう。




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