在日米軍:オスプレイ:次第に訓練激化:午後10時まで飛行 | 端事些事のブログ

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在日米軍:オスプレイ:次第に訓練激化:午後10時まで飛行


オスプレイ:訓練 日夜激化の一途(2012年10月30日 10時39分 沖タイ)

 【北部】週が明け、一段と激しさを増したオスプレイの訓練。29日、次々に飛来する機体を目撃した北部の住民らは、「どんどんひどくなっている」と不安を募らせた。

 金武町のブルービーチ訓練場では、本島で初めてブロックをつり下げる訓練があった。ぼうぜんと眺めていた男性(53)は「家族でドライブ中に見えたので、驚いて駆け付けた。初めて見たが、機体にも音にも重圧感がある」と心配した。

 近くで釣りをしていた男性は、訓練が始まってしばらくして釣りを終えた。「ヘリが来ると大きな魚は岩陰に隠れる。オスプレイは前のヘリよりも音が大きい。全然違う」と話した。

 伊江島補助飛行場に近い真謝区に住む平安山良尚さん(51)は午後7時11分ごろ、音に気付いて飛行場に向かった。「少なくとも3回は離着陸を繰り返した」と説明。「欠陥機といわれるオスプレイが上空を飛ぶストレスは大きい。放っておけば、米軍はどんな訓練をするか分からない。時間があれば監視を続けたい」と不信感をあらわにした。

 北部訓練場内の東村高江のヘリパッドでも午後9時半ごろまで旋回訓練が続き、3日ぶりに移設工事も実施された。ヘリパッドいらない住民の会の伊佐真次さん(50)は「(移設予定の)六つのオスプレイパッドが一つも完成しない段階で、訓練がこれだけ激しい状況。完成したら大変なことになる」と憤った。

 名護市久志では、夜になってからも1時間近くオスプレイが旋回する騒音が集落に響いた。目撃した男性は「こんなことが恒常化したらたまらない」と憤った。


/*オスプレイは前のヘリよりも音が大きい。全然違う*/ 多分、ヘリモードで、急な上昇下降やローターの回転数を激しく変化させたりするとヘリよりも騒音がひどいのだろう。

オスプレイ、午後10時まで飛行(2012年10月30日 09時39分 沖タイ)

 米軍普天間飛行場に強行配備された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは29日、騒音防止協定で制限されている午後10時ぎりぎりまで飛ぶなど、訓練を一段と激化させた。沖縄本島で初めてとなるつり下げ飛行もあった。歯止めが全くかからない現状に、県民の反発は高まる一方だ。

 日没後の午後7時45分、機体番号「03」が離陸し、普天間に戻ったのは制限時間6分前の同9時54分だった。「07」も午後6時19分に離陸、いったん普天間に戻った後、同8時18分にまた離陸し、同9時30分に着陸した。

 夜間飛行の間、名護市辺野古の国立沖縄工業高等専門学校近くのヘリパッドで少なくとも8回離着陸した。伊江島補助飛行場、北部訓練場内の東村高江のヘリパッド、キャンプ・ハンセンでも旋回、タッチ・アンド・ゴーなどを繰り返した。

 金武町のブルービーチ訓練場では午後0時半すぎから、「07」がコンクリートのようなブロックをつり下げた物資輸送訓練を1時間ほどかけて実施。つり下げたり外したりしながら、海上旋回や離着陸を繰り返した。22、26両日の伊江島に続き、本島では初めて。

 「07」はこの日だけで普天間を4回離着陸、計7時間半飛行し、配備後の1日の飛行時間として最長になった。赤い尾翼の隊長機「00」も4時間50分飛んだ。午後3時20分ごろから約30分の時間帯は、3機のオスプレイが各地で飛行した。

 隊長機は同日午後、消火用のバケツをつり下げたまま、キャンプ・シュワブとハンセンを何度も行き来した。水をくんだ状態で旋回の半径や速度を変え、こぼれ方を確認するような動きを見せた。

 夜間飛行について、県の又吉進知事公室長は「米軍は訓練の任務を遂行することが最優先で、県民が期待する訓練の抑制が働いていない。騒音防止協定には抵触しないとはいえ、午後10時近くまで飛行することは、訓練自体が米軍の裁量に委ねられているということをあらためて示している」と指摘。「(飛行ルールを定めた)日米合意は守られず、不安におびえながら生活する住民のことを考えると、行政として、責任を感じる」と語った。



オスプレイ、最多4機が終日訓練(2012年10月26日 09時38分 沖タイ)

 米軍普天間飛行場に強行配備された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは25日、本島北部を中心に終日、訓練を繰り返した。これまでで最多の4機が、午前9時前から午後8時半にかけて、北部との間を9回にわたって往復した。伊江島補助飛行場では、この4機が計7回飛来。コンクリートブロックのような物をつり下げた訓練やタッチ・アンド・ゴー、離着陸は配備以降最多となり、60回を超えた。激化する訓練に、県民の反発は一層、強まりそうだ。

 在沖米軍から沖縄防衛局に入った連絡によると、25日午後、恩納村のキャンプ・ハンセン内の実弾射撃場「レンジ9」付近で山火事が発生し、消火のためCH46ヘリ1機が出動した。同日午後7時半現在、鎮火せず、日没のため消火作業は打ち切られた。

 現場を視察した村職員によるとバケツのようなものをつり下げたオスプレイ1機が、当袋(とうぶくろ)ダムと火災現場を4、5回往復した。消火作業に加わったかは不明。

 防衛局は山火事の原因を実弾射撃訓練と発表したが、詳細や焼失面積は「承知していない」とした。

 この日は、午前8時54分に機体番号「09」が普天間飛行場を離陸したのを皮切りに、「10」と赤い尾翼の隊長機「00」が相次いで北部方面に向かった。いずれの機も1時間半~2時間の訓練を複数回行った。

 23日に続き、2度目の夜間訓練も実施。25日昼に韓国の航空ショーから普天間に戻った「07」が同日午後7時5分に離陸し、伊江島やキャンプ・シュワブなどで旋回や離着陸を繰り返し、1時間半後に普天間に帰還した。



オスプレイ:島の爆音、激化の一途(2012年10月26日 09時35分 沖タイ)

 配備後最多の4機が代わる代わる訓練地を飛び回り、あらゆる飛行や運用を試すようにオスプレイが激しく動いている。訓練地近くの住民は、何度も飛来する姿に、プロペラが発する異音に神経をとがらせ、一層不安を募らせている。

 【伊江】村西側に位置する伊江島補助飛行場では午前9時すぎから午後8時すぎまで計7回の飛来があった。1日の訓練としては配備後最も多く、訓練が激しさを増した。

 低く重たい音が体に響くようなプロペラの回転音も、少なくとも計5時間半以上にわたって村内に鳴り響いた。

 飛行場に隣接し、オスプレイの離着陸や旋回する場所に近い西崎区の一部では離着陸の度に「バババババ」という音が地面に反響し、周囲の空気を振るわせた。夜間訓練では、島近くでヘリモードになるため、突如、プロペラ音が闇夜に響く状況だった

 日中、飛行場のフェンス近くで畑仕事をしていた男性(71)は「朝からずっと訓練が続くのは珍しくない。ただ、訓練が倍増すれば今まで以上にひどくなることは素人でも分かる」と警戒する。「そのうち、フェンス外も飛ぶだろうし、墜落の不安はなくならない」と低空で旋回するオスプレイを恨めしそうに眺めた。

 西崎区内で、訓練地から1・5キロほど離れた所に住む名嘉元武志さん(89)は、自宅でもプロペラ音が聞こえるといい、「フェンスの近くだと生活に支障が出る状況。沖縄や伊江島はいつまで基地の犠牲にならないといけないのか」と憤った。

 2人の幼子を抱える西崎区の女性(34)はこの日、飛来したオスプレイの音とトラックの音が重なり、今までにない音に驚いた。「事故の不安があり、最近、音に敏感になってきた」という。子どもから「何で危険と言われてるのに飛んでくるの」と聞かれ、言葉に詰まることもある。

 「夜間・深夜の訓練もこれからは激しさを増す。子どもたちにはこの環境が当たり前とは思ってほしくない」と話し、訓練がなくなることを願った。