敦賀原発事故が起きたら… 琵琶湖で100ミリシーベルト超と岐阜県予測(2012.9.27 06:00 sankeibiz)
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で東京電力福島第1原発事故と同規模の事故が起きた場合、地表に沈着すると年間100ミリシーベルト以上の外部被ばくを引き起こす放射性物質が滋賀県の琵琶湖に降り注ぐと、岐阜県が予測していることが26日、分かった。共同通信が情報公開請求により入手した岐阜県の放射性物質の拡散予測の資料で判明した。
100ミリシーベルトは、国際原子力機関(IAEA)の基準で「数日から1週間程度の間に避難を求める」とする数値。岐阜県は外部被ばくについて、県内で影響が大きい場合を想定し、18パターンを試算。少なくとも5ケースで琵琶湖の北部や北東部に20ミリシーベルト以上の範囲がかかり、このうち2ケースで100ミリシーベルトを超えていた。20ミリシーベルトは国が福島原発事故の「計画的避難区域」の目安とした数値。岐阜県の調査では、20ミリシーベルト以上の地域は、福井から滋賀や岐阜を経て、愛知や三重にも及んでいた。
原発事故は想定外の南海トラフ地震予想より、こっちの予想の方が気になる。
/*100ミリシーベルトは、国際原子力機関(IAEA)の基準で「数日から1週間程度の間に避難を求める」とする数値*/ Mr.100mSvの言い分とはだいぶニュアンスが違う。