気になっていた記事だが、なにろ俺的にはド素人のため何かしらも書けずにいたが、
たね蒔きジャーナルで小出氏が解説していた。
かえすがえすも、たね蒔きが終了するのは残念だ。
福島・双葉町、事故直後1590マイクロシーベルト(2012年9月22日12時9分 朝日)
福島県は21日、東京電力福島第一原発の周辺で昨年3月に測定した空間放射線量の結果を発表した。同原発から北西5.6キロの双葉町上羽鳥で毎時1590マイクロシーベルトと、発電所の敷地外では、県がこれまでに把握している中では最も高い値が出た。
原発周辺に設置されていた19局のモニタリングポストに残っていた昨年3月11日~31日のデータを取りまとめた。双葉町山田では16日午前0時に同1020マイクロシーベルト、同町新山で12日午後5時に毎時904マイクロシーベルトだった。
県によると、原発の北側のモニタリングポストでは12日から、楢葉町や広野町など南側は15日から放射線量が上がる傾向があった。
また、上羽鳥の場合、同原発1号機の水素爆発よりも前の12日午後3時に最大値を観測しており、県は「爆発前から放射性物質が漏れていた」と見ている。今後、風向きや風速など、詳細な分析をするという。
20120926 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
(tacc77 さんが 2012/09/26 に公開)
3.11以降、番組と小出さんとのこれまでを振り返って。
水素爆発が起きる前にすでに大量の放射性物質が漏れ出ていた事実について。
長野県の軽井沢で基準値を超える放射性物質が含まれるのキノコが見つかったことについて。
/*原発周辺に設置されていた19局のモニタリングポストに残っていた昨年3月11日~31日のデータ*/
放送でもあるように、俺的一般人として思うに、
どういうシステムかは知らないが、オンライン化されていれば、ほぼリアルタイムで解るし、
メディアに記録されていても、線量を出すのに1年半以上もかかるわけは無いだろう。
わざと出さなかったのだろう。
さらには、尖閣だの党首選だのマスコミが明後日を向いている時を見計らったのではないか?
と思う。
また、小出氏は、当時原子炉圧力を下げるため行われたベント作業との関係を指摘している。
ベントには放射能除去フィルターが無かったという。
フィルターの有無に関わらず、ベントを開く前に人々を避難させるアタマは無かったのか?
それとも、考えた末に、大多数の人命よりも「治安維持」「パニック防止」を優先させたのか?
そして、その考えの恐ろしさを糊塗するために、
あるいは、罪から逃れるために、
あるいは、多額の賠償金や慰謝料を払いたくないために、
「被害者は居ないことにしたい」のか?
それは、Mr.100mSvと共通する考え方、「むら」に共通する「思想」だろうと思う。
そういうのは、俺的一般人からは、オウムと同じような、カルトな「犯罪」と思えるが。違うのか?
それに、どうみても、パニクっているのは「むら」のほうだ。