消費増税の事もあって、無駄な時間と知りつつも、国会中継を見た | 端事些事のブログ

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消費増税の事もあって、無駄な時間と知りつつも、国会中継を見た

まあ、結果としては予想通り無駄な時間だったのだが、一応ログしておくと。。。

投票に先立って、各党の代表が、賛成反対交互に意見表明の弁論を行うのだが、

まあ、議員連中には既に結果は分かっているので、聞く側の議員は眠ったりしている。

俺的には、そんな事に怒るほど期待もしていないが、一応弁論だけは聞いてみようとした。


俺的には、この不況時期に消費増税はやるべきではないと思っているが、それを考慮しても、しかし、

増税派の弁論は、何故、増税が必要なのか、肝心のところがハッキリしない。

TPPの推進派の理由を聞いているときのカンジだ。

反面、消費増税反対野党の弁論は、非常に分かりやすい。


反対の弁を聞いていると、民主が野党の頃を思い出した。

与党になったとたん、あれよあれよとばかりに、またたく間に変質した。


俺的には民主が野党時代から、自民と同じ穴のムジナだと主張して来たのだが、それにしても、

急に、回り右をして、それも、自民よりひどい対米従属路線を採ったのには、驚いたというか情けないというか。。。


これもまた、民主が野党の頃から、ていうか、民主なんか関係なしに、妄想しているのだが、

現在の政治システムでは、どの党がやっても、だれがやっても、民主のようになるだろうと思う。

(特に、大阪のは、既に大飯の再稼動問題で「実績」を作ってしまった)

そして、どんなにすったもんだしても、どんなに犠牲を払っても、重要問題に対しての有効な手は何も打てないだろうと思う。

俺的な妄想では、システムの変え時が来ている。

それほど、日本を含む世界の資本主義的な政治経済システムが末期的症状を呈しているからだ。と思う。

PCに例えると、容量(キャパ)もスピードも追いついていない、いわゆるハードウエアスペックの不足だ。

また、ハードの交換と同時に、それに見合うようにOS(政治経済の基本システム)を交換する必要がある。

交換自体はそんなには難しくないだろう、大多数の一般庶民の生活や仕事はその段階に近づいていて、自覚しているいないにかかわらずその要求を発している。

ただ、システムの交換によって既得権益を失う者達が、少数ながら、資本主的な社会の支配層(1%)にいて、彼らが、あがきならがらも抵抗しているのだ。

そのせいで、世界中の民主主義勢力を圧迫しており、資本主義VS民主主義の戦いが、世界のあちこちで、さまざまな形態で起きている。

それは、特に最近は、中東・北アフリカの民主化運動として顕著に現れ、その波が世界に広がった。

NYで始まった「占拠運動」や「脱原発運動」や「ロシアの反プーチン運動」あるいは「ギリシャのゼネスト」など、個々は、別々の要求でありながら、運動体自身は共通の問題意識を持っており、直接、連帯を表明する場合も多い。

NYの「占拠運動」は、タハリール広場の団体と直接、連帯表明したし、最近、日本の脱原発運動でも、ジャスミン革命に習って「紫陽花革命」の名前が有った。

一方で、世界の資本主義的支配層(1%)のあがきは、一旦その事が見えた者が見れば、原発再稼動や消費増税などに見られるように、カルト以外の何者でもない、まさに、何かにとり憑かれたかのような思考停止状態に見える。

システムホルトだ。


俺的な妄想では、

現在のような、代議士制民主主義(議会制民主主義とも言う)というシステムでは誰がやってもムリだろうと思う。

代議士に政治を任せず、有権者全員が直接、法案に投票するような、(まあ、今のところ名前はどうでも良いと思うが)直製民主主義的な方向はどうだろう。と思っていたりする。

その場合、勿論、経済システムも同時に直接民主主義的に変えるべきだろう。


国会中継を見ていると、ますますそう思った。

なんか、今日はしんどいのでこれまで。