在日米軍:オスプレイ問題:沖縄、山口・岩国、全国 | 端事些事のブログ

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在日米軍:オスプレイ問題:沖縄、山口・岩国、全国

まず、以前ログしたが、沖縄県内全41市町村議会でオスプレイ配備反対の決議が上がった。ことを再確認。

反対41市町村そろう 伊是名村議会が決議(2012年6月21日 琉球新報)
【伊是名】伊是名村議会(前川清議長)は20日、6月定例会で、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄への配備撤回を求める意見書を全会一致で可決した。これで、県内全41市町村議会で、オスプレイ配備に対して反対する決議や意見書が出そろい、全県的な反対意思が示された形となった。
 意見書は、試験段階から大小の事故が多発し、4月、6月にも事故が相次ぎながらも「事故原因も明らかにされておらず、安全性についての疑念はますます強くなっている」とした上で「全県民の平和的生存権をさらにじゅうりんするものである」と指摘している。
 前川議長は「伊是名は中学校を卒業したら、本島の高校に行く。中部や那覇近辺が多く、子どもたちを守りたいという思いで、議員が皆賛同した」と話した。
 意見書は首相、外務相、防衛相宛て。


オスプレイ 知事、首相に中止要請(2012年6月24日 琉球新報)
 仲井真弘多知事は23日、那覇空港で、野田佳彦首相と短時間会談し、MV22オスプレイの普天間飛行場配備計画に県民の反対が強まっていることを念頭に「県民の声に応えていただきたい」と配備中止を要望した。野田首相は「政府として責任を持って説明する」と述べるにとどめた。同席した又吉進知事公室長が明らかにした。仲井真知事が野田首相に直接、配備反対を伝えるのは初めて


負担減「約束守れ」 オスプレイに遺族反発(2012年6月24日 09時50分 沖タイ)
 23日の日米協議で、米側はオスプレイの「沖縄配備を進める」と重ねて強調した。沖縄全戦没者追悼式に出席した野田佳彦首相は「基地負担の早期軽減に全力を尽くす」とあいさつした。遺族は「戦没者の前で語った約束を守ってほしい」と願う

 県遺族連合会長の照屋苗子さん(76)は、追悼文でオスプレイの配備について「さらなる過重な負担を強いる。遺族として断じて容認できない」と訴えた

 照屋さん自身も摩文仁周辺を「苦しまずに死にたい」と考えながら家族とさまよった。妹や弟ら5人は亡くなった。「戦争は絶対いかん。世界の誰一人こういう思いをさせたくない。イデオロギーを超え真心から思う」。思い出せば、今も涙をこらえられない。

 あいさつ文を書き上げた後の14日、オスプレイがまた墜落。「危険だと思った。まずは持ってこさせないようにすることが、最初の負担軽減」と考える。「み霊の前での総理の約束。ただ言い逃れようというなら遺族として全く許せない

 追悼式会場で焼香した那覇市の吉田淳子さん(60)は怒りが収まらない。「オスプレイは目に見える負担軽減どころか、目に見える危険。安全だと言うなら、ぜひ官邸のヘリポートに配備してほしい

 7歳の息子ら4世代で式に参加した与那原町の知念ひろみさん(39)は「県民が強く反対しても、このまま配備が強行されそう。国は最初から配備をしないでほしい。墜落してからでは遅い」と不安そうに語る。

首相は追悼式の挨拶で、オスプレイについては触れなかったようだ。


在日米軍再編:岩国の反基地団体、オスプレイ配備反対の街頭署名 「危険な飛行機」 /山口(毎日新聞 2012年06月24日 地方版)
 岩国市の反基地団体「安保廃棄・岩国基地撤去岩国地域実行委員会」が23日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの岩国基地配備反対の緊急署名を同市麻里布町の商店街で行った

 実行委のメンバーや大西明子・岩国市議(共産)らが「開発段階から7回の事故で36人が死亡した危険な飛行機」と安全性に疑問を投げかけ、「岩国基地に陸揚げして試験飛行するだけでない。分遣隊が派遣され、岩国を起点に、全国で高度150メートルの低空飛行や夜間訓練を実施する。一時的な配備ではない。常駐だ」と訴え、署名を求めた。

 実行委の米重政彦代表は「危険性や配備の実態がまだ市民に説明されてない。沖縄や全国の低空飛行ルートの住民と力を合わせて、配備撤回を求めたい」と話した。



オスプレイ 本州などでも飛行計画(6月24日 11時27分 NHK)
沖縄への配備が計画されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも飛行訓練を計画していることが分かりました。

「MV22オスプレイ」は、垂直に離着陸し、水平飛行もできるアメリカ軍の新型輸送機で、海兵隊が沖縄の普天間基地への配備を計画しています。
これに伴って、今月、海兵隊が作成した環境への影響についての報告書が公表され、この中で、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも、オスプレイの飛行訓練を計画していることが分かりました。
ルートには、東北の「グリーン」、四国の「オレンジ」、九州の「イエロー」など色の名前が付けられ、海兵隊は、6つのルートでの飛行訓練が、合わせて年間330回になると予測しています。
飛行高度は、日本の航空法が定める最低安全高度のおよそ150メートル以上だとしたうえで、低空飛行や夜間飛行も行う計画だとしています。
また、訓練に伴う騒音などの影響は大きくないとしています。
オスプレイを巡っては、今月アメリカで、ことし4月にはモロッコで墜落事故が起き、沖縄などで配備に反対する声が強まっています。
軍事評論家の前田哲男さんは「沖縄だけでなく本土の空域も使うことが明らかになったわけで、オスプレイの配備については、本土の人も無縁ではないということを示したものだと思います」と話しています。

.6つの飛行ルートとは

飛行ルートについて、海兵隊の報告書では、関係する自治体の名前は記されていませんが、地図に示されたルートによると、▽東北の山間部を飛行する「グリーン」と「ピンク」、▽北アルプスや越後山脈の周辺を飛行する「ブルー」、▽四国山地周辺を飛行する「オレンジ」、▽九州山地周辺を飛行する「イエロー」、▽奄美諸島に沿って飛行する「パープル」の6つです。
報告書は、これらのルートで、山口県の岩国基地所属の海兵隊機、ハリアー攻撃機や、FA18戦闘攻撃機が、以前から飛行訓練を行ってきたとしていますが、軍事評論家の前田哲男さんは「ルートの存在は以前から指摘されていたが、アメリカ側が公式に公表したのは初めてではないか」と話しています。
また、オスプレイが、6つのルートで飛行訓練を行う目的について、前田さんは「海兵隊は、敵のレーダーに捉えられないよう、パイロットに、低空飛行の技術を身につけさせていて、これらのルートで山間部を飛ぶ訓練などを行うと考えられる」と指摘しています。

/*日本の航空法が定める最低安全高度のおよそ150メートル以上だとしたうえで*/ って信じるかあ~?

そもそも、オートローテーション機能の無い機体自体、日本では「違法」らしいZ。